完訳統治二論

ジョン・ロック 著 ; 加藤節 訳

イギリス社会が新興の中産階層の力で近代社会へと脱皮してゆくとき、その政治思想を代表したのがロック(1632‐1704)であった。王権神授説を否定し、政治権力の起源を人びとの合意=社会契約によるとした本書は、アメリカ独立宣言の原理的核心となり、フランス革命にも影響を与えた。政治学史上屈指の古典の全訳。

「BOOKデータベース」より

イギリス社会が新興の中産階層の力で近代的市民社会へ脱皮してゆく時、その政治思想の代表者がロック(1632‐1704)であった。君権神授説を否定し人間の平等と人民の政府改廃の権利を明らかにした彼の「政府二論」-特にそのうちの後編に当たる本書は、アメリカ独立宣言の原理的核心となり、フランス革命にも影響を与えた。

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[目次]

  • 前篇 統治について(序論
  • 父親の権力と国王権力とについて
  • 創造を根拠とする主権へのアダムの権原について
  • 神の贈与を根拠とする主権へのアダムの権原について-『創世記』第一章二八節
  • イヴの服従を根拠とする主権へのアダムの権原について ほか)
  • 後篇 政治的統治について(序論
  • 自然状態について
  • 戦争状態について
  • 隷属状態について
  • 所有権について ほか)

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[目次]

  • 自然状態について
  • 戦争状態について
  • 奴隷について
  • 所有権について
  • 父権について
  • 政治社会、すなわち市民社会について
  • 政治社会の発生について
  • 政治社会と政府の目的について
  • 国家の形態について
  • 立法権の範囲について〔ほか〕

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この本の情報

書名 完訳統治二論
著作者等 Locke, John
加藤 節
鵜飼 信成
ロック ジョン
ロック
書名ヨミ カンヤク トウチ ニロン
書名別名 Two treatises of government
シリーズ名 岩波文庫 34-007-7
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.11
ページ数 619, 11p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-340077-7
NCID BB03923762
BN0090828X
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全国書誌番号
21860385
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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