足利義満 : 法皇への夢を追った華麗な生涯

伊藤喜良 著

足利義満の評価はさまざまである。当時は最大の権力者として「鹿苑天皇(太上天皇)」などと呼ばれたりしており、一方では明皇帝とのあいだに「臣従関係」(冊封関係)を結んだりして、当時の知識人から批判を受けている。現在も義満は天皇位を簒奪しようとしたのではないかとみなす研究者もおり、かまびすしい。ここでは、公武権力の頂点をきわめていく義満の行動を中心に、多少の評価を交えながら、その実像に迫っていきたい。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「悪役」と「光源氏」
  • 1 武門・武人の掌握
  • 2 軸足を武家から公家へ
  • 3 王権への挑戦
  • 4 伝統的外交慣習の打破
  • 5 北山殿の夢と死

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 足利義満 : 法皇への夢を追った華麗な生涯
著作者等 伊藤 喜良
書名ヨミ アシカガ ヨシミツ : ホウオウ エノ ユメ オ オッタ カレイナ ショウガイ
シリーズ名 日本史リブレット 人 039
出版元 山川出版社
刊行年月 2010.11
ページ数 87p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-634-54839-8
NCID BB04111616
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全国書誌番号
21856763
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言語 日本語
出版国 日本
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