小林一茶 : 孤独の俳人

堀尾青史 著 ; 佐藤忠良 絵

[目次]

• もくじ
• はしがき
• 1 信濃路や上の上にも田うえうた / 9
• 人間が生まれた
• 母が死んだ
• この時代
• 2 ままっ子や灰にいろはの寒ならい / 25
• まま母がきた
• 弟が生まれた
• 祖母が死んだ
• この時代
• 3 ふるさとの見えなくなりて鳴くひばり / 43
• 長月庵先生
• 旅立ち
• 不安な心
• この時代
• 4 春立つや弥太郎改め一茶坊 / 57
• 五七五のかがやき
• 耳にしむ虫の声
• 二六庵宗匠
• この時代
• 5 初夢にふるさとを見てなみだかな / 69
• 出かせぎ
• ふるさとへ
• 関西大旅行
• この時代
• 6 寝すがたの蠅追うもきょうがかぎり哉 / 88
• 貧乏小路
• 父の病気
• 父の死
• たったひとり
• この時代
• 7 夕つばめわれにはあすのあてもなし / 111
• 貧乏哀楽
• 自分の俳句
• 死ぬ人たち
• むしろ二枚
• この時代
• 8 ふるさとやよるもさわるも茨の花 / 131
• 冷たい雪
• 二どめの談判
• 三ど、四ど、五ど
• この時代
• 9 霞むやら雪がちるやら故郷山 / 146
• 一家の主
• 長女さと
• さざれ石太郎
• きくも金三郎も
• この時代
• 10 さびしさに飯をくう也秋の風 / 168
• 雪とやお
• ふりつづく雪
• 人は死に子は生まれる
• この時代
• 11 やせがえる負けるな一茶これにあり / 180
• 一茶の叫び
• 作品のかく世界
• 年譜

「国立国会図書館デジタルコレクション」より