趣味深い動物の生活振り

臼井勝三 著

[目次]

• 標題
• 目次
• 一、獸の世界の王としての虎(一) / 1
• 二、人の幸福と雀の多少 / 15
• 三、森林の王(猩々) / 22
• 四、水中の暴君(わに) / 38
• 五、世界を股にかけるはやぶさ / 50
• 六、蝗のおこす凶年 / 58
• 七、毒蛇の機嫌 / 66
• 八、群[をなすが]友[情]のない鳩 / 80
• 九、うはばみが[果して]人を呑むか / 85
• 一〇、しやあ[シヤア]した雨蛙 / 91
• 一一、泡の下のどじよう / 98
• 一[二]、でめのかれい / 101
• 一三、電氣應用で人を[侮]る魚 / 108
• 一四、骨なしで魚を食ふいそぎんちやく / 118
• 一五、狐に果して靈力あるか / 127
• 一六、極地の王(白熊) / 143
• 一七、友誼心あるまつかうくじら / 155
• 一八、遊戱を好むアーチ鳥 / 166
• 一九、風鳥の化粧 / 171
• 二〇、節句の鯉幟 / 177
• 二一、海中の暴君(ふか) / 183
• 二二、魚中の馬鹿者(かじき) / 192
• 二三、のみの殺人 / 198
• 二四、烏の復讐 / 203
• 二五、猪の武者振 / 210
• 二六、骨がなくても强いたこ / 218
• 二七、昆虫界の猛者([もん]すゝめばち) / 226
• 二八、左右のないひとで / 235
• 二九、蟻に劣らず[勉強]の蝉 / 243
• 三〇、まがんはどこから / 250
• 三一、獸界の王としての虎(二) / 257
• 三二、鳥の巧な舞踏 / 270

「国立国会図書館デジタルコレクション」より