日本農業論 : 日本資本主義発展に於ける所謂半封建的農業関係把握

戸田慎太郎 著

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 序 / 1
  • 例言 / 1
  • 上篇 所謂半封建的農業展開の爲めの基柢的な政治的並に經濟的過程 / 1
  • 第一章 維新の變革と土地所有關係 / 3
  • 第一節 維新變革の性質 / 3
  • A 日本資本主義の近代的發足點としての維新變革の意義 / 3
  • B 維新變革の持つ性質の規定 / 5
  • I 純粹封建[制]の全國的統一的規模に於ける[上]からの日本的な改良的ブルジョア的變革(妥協的解消形態と云ふ規定は正確ではない) / 5
  • II 變革の上からの改良的ブルジョア的方向への出發なる事に伴ふ諸特徵 / 10
  • 第二節 維新變革に於て把握さる可き中心的課題 / 26
  • I 變革に於ける主動力は改良的ブルジョア的變革の方向を持つた在來の封建的支配階級自身であり、それは範疇的に異る他の勢力と妥協したものではない。維新政權の構成。 / 26
  • II [變革]に於ける中心的徵收關係は土地領有に基く所の地租の確保であり、直接小作料の確保にあらざる事。同時に地租の貢租より租稅化への方向と、土地の領有より私有の確認過程たる事。地租確保の爲めの經濟外的强制(Ausserökonomischen Zwang) / 29
  • III 變革の斯る改良的過程に於て認めらる可き一應の進步性。近代的資本關係並にその諸條件創出。 / 34
  • 第三節 維新の變革と新地主の創出 / 37
  • A 「地主」創出の史的過程 / 37
  • I 德川純粹封建體制内に於ける「地主」 / 37
  • II 維新變革に於ける「地主」の役割と其の政治的勢力 / 61
  • III 確立された維新政府と「地主」の關係 / 65
  • B 所謂半封建的地主の性質 / 85
  • I 地主の性質は先づ其の史的創出過程によつて規定せられる / 85
  • II 所謂地主の場合、彼等は純粹封建土地所有者に於ける如く、彼等自ら(或は彼等の階級として)Machtを握つてゐるものではない。Machtの存在は、直接には、ブルジョア的方向への發展を持つた所のStaatにあり、彼等はそのStaat Machtにバツク・アツプされ、それと結合し、それを支持し、その法律・秩序--それは未だ封建性を持つ--に從ひ、それによつて自己の利益を貫徹するにある。 / 86
  • 第二章 土地所有の改良的變革に於ける不徹底な極度に緩漫なまゝに帝國主義的段階に入れる場合に於て然もブルジョア的市場關係への適應の爲めの地主的生產力の發展。並に流通部面の合理化 / 111
  • 第四節 官僚による上からの施設としての、又自作農上層(乃至富農)地主を支柱としての農會・農事試驗場等 / 111
  • I 官僚機構に於ける農商務省の設置 / 111
  • II 大日本農會の創立並に全國農事會・系統的農會。府縣農事試驗場等 / 124
  • III 西歐に比し餘りにも貧弱ながらも然も德川純粹封建制のそれに比し、やゝ急速なる農業生產力の發展の企圖 / 133
  • 第五節 部分的には、日本型富農(地主)に率ゐられる零細農耕の、急速に展開せられた市場關係へ適應のための組織として、主としては官僚により中農支柱として顛倒的に組織發展せしめられる產業組合 / 152
  • I 販賣組合 / 152
  • II 購買組合 / 159
  • III 信用組合 / 165
  • IV 利用組合 / 172
  • 下篇 半封建的諸關係の上に發展する所の商業的農業 / 175
  • 第一節 德川純粹封建制下に於ける主穀農業政策と本田畑外に於ける農業生產の發展=分化 / 177
  • I 德川純粹封建制の主穀農業政策に基く貢租=米納の劃一主義とそれの含む基本的矛盾 / 177
  • II 德川純粹封建制の主穀農業政策下に於ける農業商品生產化の程度と特質 / 184
  • 第二節 維新の不徹底な然も改良的土地變革と水田對畑部面の關係 / 189
  • A 畑部面に於て著しい商業的農業發展の基礎 / 189
  • I 維新の不徹底な然も改良的變革と水田對畑の關係に於ける封建的關係の繼承 / 189
  • II 水田對畑に於ける半封建的關係の繼承と日本資本主義發展過程に於ける關係 / 193
  • B 畑部面に於ける商業的農業への發[展]としての代作(作物栽培上の)關係と半封建的諸關係の故に見られる特徵 / 203
  • I 半封建的農業關係の故に見られる農作變遷上の一般的特徵 / 203
  • II 個々の農作部門間に於ける農作變遷=代作關係の例證としての、所謂棉作凋落=養蠶普及なる關係の檢討 / 207
  • 第三節 畑作上に於ける典型的な商業的農業としての養蠶業の發展 / 213
  • A 畑作上に於ける特殊的養蠶業發展の基礎 / 213
  • I 維新の變革と養蠶發展の爲めの諸條件創出、それに伴ふ商業資本の養蠶(特に蠶種製造)部門への進出 / 213
  • II 小資本の養蠶(特に蠶種製造)への進出と、日本農業發展に於ける關係 / 218
  • B 養蠶業發展過程の特徵 / 223
  • I 生產技術上に於ける發展 / 223
  • II 養蠶業に於ける日本的富農的經營の成立と養蠶勞働群の增大 / 230
  • 第四節 果樹、蔬菜栽培。製茶其の他 / 253
  • I 果樹栽培業 / 253
  • II 蔬菜栽培業 / 265
  • III 製茶業 / 271
  • 第五節 商業的農業の發展と地代(小作料)形態の變遷 / 277
  • I 商業的農業の發展と代金納小作料 / 277
  • II 金納地代(小作料)形態の發展 / 287
  • 第六節 商業的農業發展の地方別檢討 / 295
  • I 商業的農業としての養蠶(=桑畑)の發展に於ける地方別檢討 / 296
  • II 商業的農業としての養蠶の地方的發展と文化關係 / 332
  • 結び / 339

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 日本農業論 : 日本資本主義発展に於ける所謂半封建的農業関係把握
著作者等 戸田 慎太郎
書名ヨミ ニホン ノウギョウロン : ニホン シホン シュギ ハッテン ニ オケル イワユル ハン ホウケンテキ ノウギョウ カンケイ ハアク
出版元 叢文閣
刊行年月 1936
ページ数 350p
大きさ 23cm
NCID BN11313965
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
52006839
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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