軽犯罪法解説

増永義一 著

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 序論
  • 輕犯罪法の意義 / 1
  • 輕犯罪法の沿革 / 1
  • 輕犯罪法の性格 / 10
  • 本論
  • 第一條 左の各號の一に該當する者はとれを拘留又は科料に處する / 17
  • 一 人が住んでおらず且つ看守していない邸宅、建物又は船舶の內に正當な理由がなくてひそんでいた者 / 18
  • 二 正當な理由がなくて、刄物、鐵棒その他、人の生命を害し、又は人の身體に重大な害を加えるのに使用される樣な器具を隱して携帶してゐた者 / 22
  • 三 正當な理由がなくて合かぎ、のみ、ガラス切り、その他、他人の邸宅又は建物に侵入するのに使用されるような器具を隱して携帶してゐた者 / 28
  • 四 生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ一定の住居を持たないで諸方をうろついた者 / 30
  • 五 公共の會堂、劇場、飮食店、ダシスホールその他公共の娯樂において、入場者に對して又は汽車、電車、乘合自動車、船舶、飛行機その他公共の乘物の中で乘客に對して著しく祖野又は亂暴な言動で迷惑をかけた者 / 32
  • 六 正當な理由がなくて他人の標燈又は街路その他公衆の通行し、若しくは集合する場所に設けられた燈火を消した者 / 36
  • 七 みだりに船又は、いかたを水路に放置し、その他水路の交通を妨げるような行爲をした者 / 39
  • 八 風水害、地震、火事、交通事故、犯罪の發生その他の變事に際し、正當な理由がなく現場に出入するについて、公務員若しくはこれを援助する者の指示に從うことを拒み又は公務員から援助を求められたのにかかわらず、これに應しなかつたもの / 43
  • 九 相當の注意をしないで、建物、森林その他燃えるような物の附近で火をたき、又はガソリンその他引火し易い物の附近で火氣を用ひた者 / 51
  • 一〇 相當の注意をしないで銃砲、又は火藥類、ボイラーその他の爆發するものを使用し、又はもてあそんだ者 / 56
  • 一一 相當の注意をしないで、他人の身體又は物件に害を及ぼす虞のある場所に物を投げ注ぎ又は發射した者 / 60
  • 一二 人畜に害を加える性癖のあることの明な犬その他鳥獣を正當な理由がなくて解放し又はその監守を怠つてこれを逃がした者 / 64
  • 一三 公共の場所において多數の人に對して著しく粗野若しくは亂暴な言動で迷惑をかけ、又は威勢を示して汽車、電車、乘合自動車、船舶その他の公共の乘物、演劇その他の催し若しくは割當物資の配給を待ち、若しくはこれらの公共の乘物若しくは催しの切符を買い、若しくは割當物資の配給に關する體票を得るため待つている公衆の列に割り込み、若しくはその列を亂した者 / 69
  • 一四 公務員の制止をきかずに人聲、樂器、ラジオなどの音を異常に大きく出して靜隱を害し、近隣に迷惑をかけた者 / 73
  • 一五 官公職、位聯、勲等、学位その他法令により定められた稱號若しくは外國におけるこれらに準ずるものを詐稱し、又は資格がないのにかかわらず、法令により定められた制服若しくは勲章、記章、その他の標章若しくはこれらに似せて作づたものを用いた者 / 76
  • 一六 虚構の犯罪又は災害の事實を公務員に申し出た者 / 84
  • 一七 質入又は古物の賣買若しくは交換に關する根簿に法令により記載すべき氏名、住所、職業その他の事項につき虚僞の申立をして不實の記載をさせた者 / 87
  • 一八 自己の占有する場所內に老幼、不具若しくは傷病のため扶助を必要とする者又は人の死體若しくは死胎のあることを知りながら速やかにこれを公務員に申し出なかつた者 / 91
  • 一九 正當な理由がなくて變死體又は死胎の現場を變えた者 / 96
  • 二〇 公衆の目に觸れるやうな場所で公衆に、けん惡の倩を催きせるような仕方で、しり、もも、その他身體の一部をみだりに露出した者 / 99
  • 二一 牛馬その他の動物を歐打し、酷使し必要な飮食物を與えないなどの仕方で虐待した者 / 102
  • 二二 こじきをし又こじきをさせた者 / 105
  • 二三 正當な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでゐる樣な場所をひそかにのぞき見た者 / 110
  • 二四 公私の儀式に對して惡戯などでこれを妨害した者 / 112
  • 二五 川みぞその他の水路の流通を妨げるような行爲をした者 / 115
  • 二六 街路又は公園その他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者 / 118
  • 二七 公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死體その他の汚物又は廢物を棄てた者 / 122
  • 二八 他人の進路に立ちふさがつて、若しくはその身邊に群がつて立ち退かうとせず、又は不安若しくは迷惑を覺えさよるような仕方で他人につきまとつた者 / 126
  • 二九 他人の身體に對して害を加えることを共謀した者の誰かがその共謀にかかる行爲の豫備行爲をした場合における共謀者 / 129
  • 三〇 人畜に對して犬その他の動物をけしかけ又は馬若しくは牛を驚かせて逃げ走らせた者 / 131
  • 三一 他人の業務に對して惡戯などでこれを妨害した者 / 133
  • 三二 入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正當な理由がなくて入つた者 / 139
  • 三三 みだりに他人の家屋その他の工作物にはり札をし若しくは他人の看板、禁札その他の標示物を取り除き、又はこれらの工作物若くは標示物を汚した者 / 144
  • 三四 公衆に對して物を販賣し、若しくは頒布し、又は役務を提供するにあたり、人を欺き又は誤解させるような事實をあげて廣告をした者 / 149
  • 第二條 前條の罪を犯した者に對しては情狀に因り、その刑を免除し、又は拘留及び科料を併科することが出來る / 156
  • 第三條 第一條の罪を敎唆し、又は幇助した者は正犯に準ずる / 160
  • 第四條 この法律の適用にあたつては、國民の權利を不當に侵害しないように留意し、その本來の目的を逸脫して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない / 163
  • 附則 / 167

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 軽犯罪法解説
著作者等 増永 義一
書名ヨミ ケイハンザイホウ カイセツ
書名別名 Keihanzaiho kaisetsu
シリーズ名 新警察叢書 ; 第2
出版元 興文社
刊行年月 1948
版表示 [改訂版]
ページ数 179p
大きさ 19cm
NCID BA54754326
BN08740822
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
48010446
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!
Clip to Evernote
このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想