公共する人間  3

平石 直昭;金 泰昌【編】《キム テチャン》

「道を明らかにして世界の世話焼きにならねばならぬ」-幕末期に世界における日本の位置を見定め、「公共の政」としての近代日本の行方を指し示した小楠。その公共する思想を焦点とし、関連する人物を多角的に論じ、小楠とその時代について新しい知見を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 発題1 小楠の思想形成に関わる伝記的検討
  • 発題2 小楠の「大学講義」-儒学理解の特質
  • 発題3 近世儒学における「公共」概念の歴史的検討
  • 発題4 小楠の経済認識と経済思想
  • 発題5 幕末小楠の世界認識と課題認識
  • 発題6 藤田東湖における道の公共性-「弘道館記述義」私解
  • 発題7 肥後実学豪農党の教育事業-小楠思想の継承と展開
  • 総合討論
  • 発題8 「小楠問題」を語りなおす-「道義」・「道義国家」言説の系譜学
  • 新資料 横井小楠「公私之説」:翻字と考証

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 公共する人間
著作者等 平石 直昭
金 泰昌
書名ヨミ コウキョウスル ニンゲン
書名別名 横井小楠 : 公共の政を首唱した開国の志士
巻冊次 3
出版元 東京大学出版会
刊行年月 2010.9
ページ数 263, 30p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-13-014173-4
NCID BB03412468
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全国書誌番号
21848028
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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