西村茂樹 著 ; 尾田幸雄 現代語訳
幕藩体制の瓦解と明治維新という歴史的大変動の中で、否応なく欧化文明の巨大な渦に巻き込まれていった明治人の生き方を問うた古典的名著『日本道徳論』、待望の現代語訳。グローバル化、情報革命の渦中にあって自信を喪失し、道徳的な基軸を失い、品格を忘れてしまった現代の日本人にとっては、まさに至言。老人遺棄、育児放棄、そして家庭崩壊。「道徳喪失」の非常事態を前に、本書は、日本人が忘れてしまった「大切な生き方」を改めて見直すきっかけとなるはずだ。
「BOOKデータベース」より
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