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艶筆春色梅暦
黒部渓三 著
[目次]
- 目次
- 米八丹次郎
- 一、 梅の香ただよう棟割り裏借家に丹次郎を訪れた米八 / 15
- 二、 仲たがいもすぐ打とけて静かな昼下り / 22
- 唐琴楼
- 一、 丹次郎を助けるため、米八一芝居を打つ / 29
- 二、 鬼兵衛にいいよられるお蝶をかばう此糸 / 36
- 女伊達
- 一、 悪雲助に見込まれてお蝶危難に遇う / 43
- 二、 女伊達梅のお由、雲助を追い散らす / 51
- 義理もつれ
- 一、 辰已芸者となった米八義理と意気地に苦しむ / 58
- 二、 お蝶、丹次郎路上で奇遇苦労を語り合う / 65
- 鞘当て
- 一、 お蝶、米八火花を散らして争う / 73
- 二、 お蝶の追求をようやくかわして相いだく二人 / 81
- 野暮な通人
- 一、 米八、藤兵衛と争ってタンカを切る / 88
- 二、 お蝶、丹次郎が捕わった夢におびえる / 96
- 梅花散る
- 一、 竹筒の白梅が抱き合うお蝶丹次郎に散りかかる / 103
- 二、 お蝶の夢が正夢となり、危いところに救いの手 / 111
- 若衆髷
- 一、 二十五両のため養女になりお蝶苦労をする / 120
- 二、 米八の箱屋になりすました丹次郎にお蝶ぱったり出合う / 128
- 口説の果
- 一、 闇に相抱くお蝶丹次郎夢幻の世界にとけこむ / 132
- 二、 お蝶は人が変ったように自分から唇を求める / 141
- 小梅の里
- 一、 姉の看病をするお蝶をお熊婆が、無理につれ去ろうとするとき / 147
- 二、 藤兵衛に救われてお蝶その後の身の上を泣き語る / 154
- 縁の糸
- 一、 藤兵衛とお由奇縁に驚き七年前の思い出を語り合う / 162
- 二、 女伊達お由藤兵衛の愛撫に気を失う / 168
- 般若面
- 一、 仇吉との仲を疑って米八、丹次郎の家に乗り込む / 177
- 二、 動かぬ証拠仇吉の銀かんざしをつきつけられる丹次郎 / 183
- 因果は廻る
- 一、 藤兵衛を種にお由かたりにあい危いところに- / 191
- 二、 悪番頭松兵衛のなれの果てを捕えた丹次郎の運命は / 198
- 三つ組盃
- 一、 藤兵衛の力ずくしによりお蝶自由の身となる / 207
- 二、 お由、米八は実の姉妹で、母親も藤兵衛の世話をうけていた / 213
- 桜はなびら
- 一、 「お由さんを嫁に」と藤兵衛の母から頼まれる / 220
- 二、 唐琴楼はお蝶に返りすべてがまるく納まる / 226
- あとがき / 234
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
艶筆春色梅暦 |
著作者等 |
黒部 渓三
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書名ヨミ |
エンピツ シュンショク ウメゴヨミ |
シリーズ名 |
艶筆文庫 ; 第3
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出版元 |
文芸評論社 |
刊行年月 |
1956 |
ページ数 |
235p |
大きさ |
18cm |
全国書誌番号
|
56015952
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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