竹河聖 著
盛夏。幇間の藤八は湯屋で居あわせた客の会話を聞き、目まいを感じた。「公方様(第十四代将軍・徳川家茂)はもうじき死んでおしまいになる」と鈴が森の獄門の首が語ったというのだ。お庭番根性の抜けない藤八は、あくる日、その不吉な言葉を確かめるべく、一人、鈴が森に向かうのだったが…。激動の幕末を舞台に、幇間・藤八の活躍を描くシリーズ第三弾。
「BOOKデータベース」より
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