思想家の自伝を読む

上野俊哉 著

ブログやツイッター等々、傍若無人に言葉が垂れ流されている。本人は自由に自己表現をしているつもりかもしれないが、実際にそうした言葉を読むと、自由というよりも、手前勝手な思い違いとしか思えないものが少なくない。その多くは「自分探し」の強迫と享楽に憑かれている。他者の全き不在、まさにつぶやきであり、ここからは何も生まれない。「ちっぽけな自分をなくせ、他人の言葉にどっぷりつかれ!」-本書はその少々手荒な処方箋である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 不良中年が思想家の自伝を読みなおすきっかけ
  • 第1章 書物という他者たちから語る(テリー・イーグルトン『ゲートキーパー』
  • ジョージ・スタイナー『G・スタイナー自伝』
  • コリン・ウィルソン『発端への旅』)
  • 第2章 自己を語ることの策略(ルイ・アルチュセール『未来は長く続く』
  • ジャン=ポール・サルトル『言葉』
  • ミシェル・レリス『成熟の年齢』)
  • 第3章 抵抗する自己の生(きだみのる『人生逃亡者の記録』
  • 大杉栄『自叙伝』
  • 林達夫『歴史の暮方』)
  • 第4章 死ぬことを学ぶ、自己を語りはじめる(エドワード・サイード『遠い場所の記憶』
  • 谷川雁『北がなければ日本は三角』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 思想家の自伝を読む
著作者等 上野 俊哉
書名ヨミ シソウカ ノ ジデン オ ヨム
書名別名 Shisoka no jiden o yomu
シリーズ名 平凡社新書 537
出版元 平凡社
刊行年月 2010.7
ページ数 331p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-582-85537-1
NCID BB02667179
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全国書誌番号
21821781
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言語 日本語
出版国 日本
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