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貨幣学説研究
不換紙幣篇
春日井薫 著
[目次]
- 標題
- 目次
- 緖言 / 1
- 第一章 紙幣の兌換停止問題 ウォルタア・ボイドとサア・フランシス・ベアリング等の論爭 / 5
- 一 一七九七年二月の兌換停止令發布と其の精神及內容 / 5
- 二 サア・フランシス・ベアリングの著と彼の貨幣觀 / 10
- 三 貨幣數量說と通貨需要及割引政策 / 16
- 四 政府不換紙幣と銀行紙幣 / 22
- 五 ウオルタア・ボイドの貨幣觀と紙幣論 / 27
- 六 英蘭銀行劵と地方銀行劵との關係及兌換停止の爲替及物價に對する影響 / 34
- 第二章 信用通貨の本質と其作用 ヘンリイ・ソーントン及其一派 / 43
- 一 ヘンリイ・ソーントン / 43
- 二 ソーントンの著述と其貨幣債權說 / 46
- 三 貨幣數量說の修正 / 53
- 四 信用通貨と流通速度 / 59
- 五 金の國際通貨性と爲替 / 71
- 六 ジヨン・ホイートレイ / 86
- 七 兌換停止の爲替及債務關係への影響 / 96
- 八 典型的不換紙幣本位論 / 111
- 第三章 貨幣價値の對內及對外的表現 不換紙瞥が生める爲替に於ける購買力平價說 / 121
- 一 購買力平價說の誕生 / 121
- 二 愛蘭通貨及爲替委員會報告 / 122
- 三 愛蘭銀行重役又參考人の主張、ロード・キング、ヘンリイ・バーネル及びラウダーデール伯 / 135
- 四 Bullionistキング及パーネルの貨幣本位論 / 146
- 五 Lod Kingの法則とパーネルの爲替論 / 150
- 六 不換紙幣の過剩發行と幣價の下落 / 158
- 七 金の市價騰貴と價値本位 / 166
- 八 ラウダーデールの爲替相場論とグレシャムの法則觀 / 172
- 第四章 觀念貨幣論の成立 トーマス・スミスの不換紙幣論 / 179
- 一 公共問題に私益關係の介入の弊 / 179
- 二 トーマス・スミスの著述と其の價値論及貨幣本質論 / 183
- 三 價値の尺度と金貨及紙幣 / 193
- 四 スミスの矛盾 / 203
- 五 抽象的價値本位と不換紙幣の過剩及價値下落 / 210
- 六 兌換再開と金の地位 / 217
- 第五章 通貨膨脹と資本家の私益關係 サア・ジョン・シンクレィア及アーサア・ヤング等の硏究 / 225
- 一 金融受難者代表としての通貨膨脹論、シンクレィア、ヤング及ローズ / 225
- 二 金貨と紙幣の本質的一致 / 239
- 三 名目貨幣と通貨膨脹、物價騰貴 / 252
- 四 通貨過剩の防壁としての財界の通貨需要の限度 / 261
- 五 不換紙幣下に於ける地金價格の騰貴と爲替不利の說明 / 269
- 六 兌換再開通貨收縮と農業資本家の利害關係 / 281
- 第六章 バーミンガム・スクールの通貨論 アツトウツド兄弟等の主張檢討 / 291
- 一 資本家の通貨膨脹論 / 291
- 二 バーミンガム學派の人々 / 294
- 三 貨幣の本質及職分論の多岐 / 301
- 四 價値の標準觀と金及金貨觀 / 306
- 五 金本位復歸と通貨の收縮、通貨供給不足の訴 / 317
- 六 通貨供給の標準としての財界の通貨需要 / 321
- 第七章 產業界の通貨需要と不換紙幣の伸縮 續バーミンガム・スクール硏究 / 329
- 一 通貨收縮の勞働者へ及ぼす影響 / 329
- 二 バーミンガム・スクールの提案政府發行の不換紙幣 / 338
- 三 不換紙幣增發の副作用(一)債務への影響 / 348
- 四 不換紙幣增發の副作用(二)不換紙幣發行者の擴大なる通貨調節の權限、(三)農業關係への影響、(四)租稅への影響 / 359
- 五 不換紙幣增發の副作用(五)國際貿易及金融への影響 / 369
- 六 幣價下落過程最中の產業界に及ぼす影響 / 378
- 七 幣價下落の過渡的期間の現象と幣價下落後の結果との混同、通貨膨脹と金利、チヤーテイスト運動 / 390
- 附錄
- Index
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
貨幣学説研究 |
著作者等 |
春日井 薫
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書名ヨミ |
カヘイ ガクセツ ケンキュウ |
巻冊次 |
不換紙幣篇
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出版元 |
文雅堂 |
刊行年月 |
昭和4-5 |
ページ数 |
2冊 |
大きさ |
22-23cm |
NCID |
BN15737464
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全国書誌番号
|
46084386
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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