実例解説満洲国行政執行法

福間透 著

[目次]

• 標題
• 目次
• 緖論 / 1
• 第一編 警察强制 / 6
• 第一章 總論 / 6
• 第一節 警察强制の意義及種類 / 6
• 第三節 警察急狀權の觀念 / 7
• 第二章 身體に對する强制 / 11
• 第一節 警察檢束 / 11
• 第一 警察檢束の意義 / 11
• 第二 檢束を爲し得べき場合 / 12
• 第三 檢束の期間 / 17
• 檢束の反覆は適法なりや / 18
• 第四 檢束權者 / 19
• 警長又は巡長は自己の判斷に基き檢束を爲し得るや / 20
• 他署(隊)管内に於て檢束を爲し得るや / 20
• 第五 檢束の場所--實例 / 22
• 第六 檢束の方法--實例 / 24
• 警長駐在所、派出所又は巡長分所に於て檢束を爲し得るや / 26
• 第二節 尋問及身體の搜索 / 29
• 第一 尋問 / 29
• 第二 身體の搜索 / 35
• 第三節 强制診斷及强制治療 / 37
• 第一 强制診斷 / 37
• 第二 强制治療 / 41
• 第四節 風俗取締上の居住其の他の自由制限--實例 / 44
• 第三章 家宅に對する强制 / 45
• 第一節 總論 / 45
• 第二節 家宅に侵入し得る場合 / 48
• 第一 畫間に於ける家宅侵入 / 48
• 第二 夜間に於ける家宅侵入 / 50
• 深夜怪しき者を發見し之を同行せんとせるに逃走して他人の家宅に隱れたる場合現居住者の意思に反して之を追跡し家宅に侵入することを得るや / 55
• 第三節 行政權の作用としての家宅搜索 / 55
• 第一 家宅内の搜索を爲し得る場合--實例 / 56
• 發賣頒布を禁止せられたる出版物新聞紙の差押を執行する爲めに家宅搜索を爲し得るや / 57
• 第二 家宅內の檢査を爲し得る場合-實例 / 58
• 第四節 業態に因る例外の場合 / 61
• 第四章 財產に對する强制 / 61
• 第一節 所有權の不可侵 / 61
• 第二節 所有權侵害の態樣 / 64
• 第一 土地物件の使用、處分並に使用の制限 / 65
• 第二 假領置 / 70
• 假領置檢束を爲さざる場合に於てき之爲すことた得るや / 77
• 假領置を爲す物件は本人の所有物たることを要するや / 78
• 第三 押收 / 78
• 第四 收去 / 80
• 第五 沒收 / 82
• 第二編 行政執行法上の强制手段 / 84
• 第一章 總論 / 84
• 第二章 强制執行 / 86
• 第一節 强制執行の意義--實例 / 86
• 第二節 强制執行の手段 / 88
• 第一 代執行 / 88
• 代執行を爲したる事案に對し之を處罰し得るや / 91
• 第二 執行罰 / 92
• 第三 直接强制 / 99
• 第四 强制費用及渦料の徵收 / 105
• 第三節 卽時强制(實力强制) / 106
• 第一 卽時强制の意義 / 106
• 第二 卽時强制の行はるべき場合 / 108
• 第四節 警察强制と受忍義務 / 108
• 第一 公務執行妨害罪の成立 / 109
• 第二 執行者が認定を誤りたる場合 / 109
• 警察官が認定を誤りて警察强制を爲したる場合の責任如何 / 109
• 第三章 行政罰 / 110
• 第一 行政罰の意義 / 110
• 第二 行政罰を定むる法規の形式 / 111
• 第三 行政罰の種類 / 113
• 第三編 警察强制及行政上の强制手段に對する行政救濟 / 114
• 第一章 行政救濟槪說 / 114
• 第二章 行政救濟の種類 / 116
• 第一節 請願 / 116
• 第二節 行政訴願 / 119
• 第一 行政訴願の意義 / 119
• 第二 訴願提起の要件 / 122
• 第三 訴願提起の效力 / 126
• 第四 警察强制に對する訴願 / 127
• 第五 行政上の强制手段に對する訴願 / 130
• 第三節 行政訴訟 / 132
• 第三章 監督權に基く救濟方法 / 134
• 第一 警察强制に對する救濟方法 / 134
• 第二 行政上の强制手段に對する救濟方法 / 135
• 附錄
• 行政執行法 / 137
• 行政軌行法施行令 / 141
• 治安警察法(拔萃) / 145
• 違令罰基準法 / 146
• 組織法(拔萃) / 147
• 人權保障法(拔萃) / 148
• 訴願手續法 / 149

「国立国会図書館デジタルコレクション」より