新編原典中国近代思想史  第2巻

野村浩一, 近藤邦康, 並木頼寿, 坂元ひろ子, 砂山幸雄, 村田雄二郎 編

王朝体制が動揺する十九世紀後半、近代西洋との接触を機に発動された各種改革の関連原典を扱う。総理衙門の設立以降、万国公法という新たな国際秩序への中国の対応は、西学・西法導入の可否と結びつき、受容・模倣・反発・抵抗といった様々な反応を巻き起こした。西洋化に先んじた日本との関係は琉球や朝鮮の帰属・地位をめぐって緊張し、その帰結としての日清戦争での敗北により亡国の危機意識が高まり、明治憲政をモデルにした戊戌変法運動へとつながっていった。この近代化追求の過程を「「万国公法」世界への参入」「自強運動の展開」「中学と西学」「日中関係」「変法運動」という五つの章に分けて描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 「万国公法」世界への参入
  • 2 自強運動の展開
  • 3 中学と西学-道器/本末論
  • 4 日中関係
  • 5 変法運動

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新編原典中国近代思想史
著作者等 並木 頼寿
村田 雄二郎
茂木 敏夫
近藤 邦康
野村 浩一
書名ヨミ シンペン ゲンテン チュウゴク キンダイ シソウシ
書名別名 万国公法の時代 : 洋務・変法運動
巻冊次 第2巻
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.4
ページ数 351, 8p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-00-028222-2
NCID BB01881209
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全国書誌番号
21765962
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「万国公法」世界への参入 万国律例の刊行を要請する上奏文 岡本隆司, 総理衙門
『天演論』自序 厳復, 村田 雄二郎
『循環日報』興亜会関係論説 高柳信夫
『日本変政考』序 康 有為, 村田 雄二郎
『泰西新史攬要』訳本序 ティモシー・リチャード, 高柳信夫
チベット問題に関し、ロンドンより李鴻章におくった書簡 岡本隆司, 曾紀沢
万国公法の時代 : 洋務・変法運動 村田 雄二郎
中国積弱の根源について(抄) 伊東昭雄, 梁啓超
中学と西学 西学採用の議 馮桂芬, 野村 浩一
仁学(抄) 坂元ひろ子, 西順蔵, 譚嗣同
使西紀程、郭嵩トウ日記(抄) 岡本隆司, 郭嵩トウ
勧学篇(抄) 張之洞, 野村 浩一
君主政治より民主政治への推移の道理について 伊東昭雄, 梁啓超, 村田 雄二郎
変法 薛福成, 野村 浩一
変法. 上 王韜, 野村 浩一, 村田 雄二郎
変法運動 清帝にたてまつる第一の上書 小島晋治, 康有為, 村田 雄二郎
富民説 岡本隆司, 馬建忠
戒纏足会序 吉川次郎, 梁啓超
新疆問題に関する上奏文 岡本隆司, 左宗棠
日中関係 琉球問題に関する李鴻章への書簡 何如璋, 岡本隆司
日本の朝鮮に対する使節派遣について 岡本隆司, 李鴻章
日本雑事詩(抄) 岡本隆司, 黄遵憲
時勢の激変について 伊東昭雄, 厳復, 近藤 邦康
朝鮮策略 岡本隆司, 黄遵憲
機械を用いて財を殖やし民を養うことについて 薛福成, 野村 浩一
正気会序 丸山松幸, 唐才常
洋務は、その長ずる所を用うるにあり 王韜, 野村 浩一, 村田 雄二郎
白話は維新の根本である 吉川次郎, 裘延梁
盛世危言(抄) 村田雄二郎 改, 鄭観応, 野村 浩一
礼運注(抄) 丸山松幸, 伊東昭雄, 康有為
翻訳書院設立案 岡本隆司, 馬建忠
自強運動の展開 洋式鉄工所・機械の設置についての上奏文(抄) 李鴻章, 野村 浩一
西洋に倣った鉄道の導入に反対する上奏文 劉錫鴻, 岡本隆司
西洋諸国で民を導いて財を生ずることについて 薛福成, 野村 浩一
観光紀游(抄) 岡千仞, 高柳信夫
解説 村田 雄二郎
邵陽士民による乱民樊錐追放の告示 蘇輿, 村田 雄二郎
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