思想の折り返し点で

久野収, 鶴見俊輔 著

ベルリンの壁の崩壊前後に「朝日ジャーナル」誌でおこなわれた二回の対談。戦後論壇の重要テーマや現代の論点を自由にそして熱く語り合う本書は、久野・鶴見『現代日本の思想』と久野・鶴見・藤田省三『戦後日本の思想』の続編的性格をもつと同時に、この二人の思想家への平易な入門書ともなっている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 思想の折り返し点で(リベラリズムの系譜と不在
  • 歴史悪をめぐって-イデオロギーと権力
  • 戦後日本-共有すること・受け継ぐこと
  • 自分はどこに石を置くか-考える力と生きる力
  • 個人的・市民的不服従の水脈)
  • 2 根に向かう精神(自浄作用としてのペレストロイカ
  • 異議申し立て、そして文体について
  • 「社会主義」の源流-ライフスタイルが中心なのだ
  • 日露戦争以後、原理・原則が落っこちる-いまは「手続き」問題ばかり
  • 「まともさ」の感覚について
  • 未来について)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 思想の折り返し点で
著作者等 久野 収
鶴見 俊輔
書名ヨミ シソウ ノ オリカエシテン デ
シリーズ名 岩波現代文庫 S200
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.4
ページ数 238, 4p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-603200-5
NCID BB01799935
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全国書誌番号
21762160
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言語 日本語
出版国 日本
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