ウォーホルの芸術 : 20世紀を映した鏡

宮下規久朗 著

20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928‐1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、94年にはアメリカにある個人美術館としては最大のアンディ・ウォーホル美術館が開館するなど、その多面的な芸術は正確に評価されつつある。「孤独なトリックスター」の実像とは-。本書は、日本での大規模なウォーホル回顧展にも関わった美術史家が、ウォーホル芸術の意味と本質に迫り、それを広く美術史の中に位置づける画期的論考である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 キャンベル・スープ-ウォーホルの原点
  • 第2章 スターの本質-聖と俗の肖像
  • 第3章 名もなき死-現代への予言と警告
  • 第4章 公権力への恐怖-アメリカの暗部
  • 第5章 名声と死の影-『ジャッキー』・『花』・『自画像』
  • 第6章 ウォーホル芸術の終焉-『毛沢東』から『最後の晩餐』へ
  • 終章 ウォーホルの聖性

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ウォーホルの芸術 : 20世紀を映した鏡
著作者等 宮下 規久朗
書名ヨミ ウォーホル ノ ゲイジュツ : 20セイキ オ ウツシタ カガミ
シリーズ名 光文社新書 458
出版元 光文社
刊行年月 2010.4
ページ数 294p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03517-4
NCID BB0180813X
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全国書誌番号
21753254
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言語 日本語
出版国 日本
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