天使の反逆

アナトオル・フランス 著 ; 森丘次郎 訳

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 一 この數頁において、フランスの一家族の一七八九年より今日に至るまでの歷史を記す。 / 2
  • 二 不思議な事件がその中において成し遂げられる一圖書館の由來。 / 10
  • 三 不思議な祕密の中に入る。 / 21
  • 四 この短かくも力强い數頁は、間もなく吾々を、感覺の世界の限界の中にひき入れるであらう。 / 29
  • 五 美術と神學とに關して、われわれに省察の機會を提供するサン・スュルピス寺院の天使禮拜堂。 / 34
  • 六 サリエツト氏が、失はれたる彼の藏寶の在所を知る。 / 49
  • 七 『思索よ、お前は、余を何處へ連れて行く?』これが結局、大多數の人々によつて常に發せられる悲痛なる最後の叫びである以上、考へるといふことは不賢明な行爲であり、眞の聰明は、何ものも考へざることにあるといふ眞理を、われわれはこの中において敎へられるであらう。 / 55
  • 八 戀愛の卷。戀愛のない小說は、芥子のつかない腸詰の如し。 / 64
  • 九 希臘の老詩人がいつた。『この世界で最も心地よきもの、それは、黃金のアフロディツトである』と。 / 77
  • 十 ダンテあるひはミルトンよりも更に大膽なるイマジナシヨンの構成。 / 83
  • 十一 天使アルカードは、一人の自殺者がきてゐたきものを着て、もはや天使を持たなくなつたモーリスを殘して行く。 / 99
  • 十二 ミラールといふ他の一人の天使が、シャン・ゼリゼー街を遊び廻つてゐるうちに、あるキャフェー・コンセールの歌ひつ子であるブーショツトといふ女に近づきになつて、その女を愛する。 / 110
  • 十三 美しい首天使ジタの述べる雄壯な企圖と、押入れの中で蟲に食はれてゐるミラールの翼。 / 121
  • 十四 人類の幸福のために努力するシェリューバンの一天使イスタールと笛の奇蹟 / 132
  • 十五 愛人の腕の中で、失ひたる天使を惜しむモーリスと、すべての新しい天使の叛逆的思想を怖るべき惡弊と虛榮であるとして排斥するパトイユ師。 / 146
  • 十六 女豫言者ミラと、ギナルドンの情婦ゼフィリーヌと、運命的なアメデーの登場。そして、神の王ジュピテルは彼が墮落せしめようと欲する者より思慮を奪ふといふことを主唱したユーリピッドの考へを、身を以て說明するサリエット氏。 / 158
  • 十七 マムモンのやうに黃金を渴望する天使ソファールが、天上界の彼の故國よりも、貨幣と銀行に滿たされたフランスを好むやうになつた徑路と、所有するものはすべて、如何なる變革をも恐怖するといふ事實を證明する黃金王ソファール。 / 176
  • 十八 ネクテールの物語(一)。われわれは、彼の廣大にして且つ素睛らしき見解の上に立つ議論の中において、吾々のこの世界の運命が如何に展開されて行くかを見るであらう。そして吾々は、ポッスュエの世界史論も、彼の見解に比すれば極めて狹く且つ貧弱なるものであることを知るにちがひない。 / 184
  • 十九 ネクテールの物語の續き(二)。 / 202
  • 二十 ネクテールの物語の續き(三)。 / 209
  • 二十一 ネクテールの物語の續き(四)。 / 222
  • 二十二 ギナルドンぢいさんの罪惡的幸福が遂に、彼の古い情婦の嫉妬によつて、古美術を賣る彼の店頭において攪亂される。 / 238
  • 二十三 强暴に抗し、愛に屈する感嘆すべきブーショットの性格。 / 248
  • 二十四 ヴァンドム大僧院長のリュクレスが過ぎる運命的な途。 / 256
  • 二十五 モーリスと彼の天使との再會。 / 259
  • 二十六 討論 / 268
  • 二十七 『戰爭は事業である。』-諸君の中に、果して賢明なる讀者が一人でも存在するや否やは、余の大いに疑ひをさしはさむところであるが、もし有るとすれば、-賢明なる者は、屢々帝國と帝國とを對抗の危機に陷いれ、そして、勝利者と敗北者との二つながらの破滅を仕組むところの暗暗裡の原因を直視することによつて、『戰爭は事業でいる。』といふ眞理を考察することが出來るにちがひない。 / 279
  • 二十八 見苦しい家庭的場面。 / 292
  • 二十九 人間になつた天使が人間の如く振舞ひ、他人の女に戀し、そして人を裏切る。 / 297
  • 三十 われわれは、アルカードがこの中で主張するやうに、吾々をよりよき人間につくりあげて行くのは、ただ吾々の過失の經驗のみに他ならないことを知るであらう。 / 307
  • 三十一 正直な、内氣な、そして穩やかな人間が、時によると、不思議なほど容易に、怖るべき大罪を犯すことがある。 / 320
  • 三十二 クロドミールの居酒屋の中で聽かれるネクテールの笛。 / 330
  • 三十三 怖るべき殺人事件が巴里の中に大恐怖を起さしめる。 / 342
  • 三十四 プーショツトとモーリスの逮捕。いよいよ近づく天使の遠征。 / 350
  • 三十五 崇高なる魔王の夢。 / 365

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 天使の反逆
著作者等 France, Anatole
森丘 次郎
アナトオル・フランス
書名ヨミ テンシ ノ ハンギャク
シリーズ名 世界名作文庫 ; 第145
出版元 春陽堂
刊行年月 昭和9
ページ数 377p 肖像
大きさ 17cm
NCID BA67556008
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全国書誌番号
47031963
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言語 日本語
出版国 日本
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