冨田恭彦 著
科学は世界を正確に映し出しているか。言葉と実在の繋がりに疑問を抱く物理専攻の咲村紫苑が、科学哲学者・柏木達彦を再び訪ねる。古都の大学、晩秋の課外授業が始まった。プラトンの描く理想国家・アトランティスが星空にあったとする驚くべき学説を紹介する柏木。かつて存在するとされたものが後の研究で存在しないと修正されることがある科学の歴史。そこにひそむ根源的観念論とは。「知る」と「信じる」の関係を解き明かす柏木シリーズ第2弾。
「BOOKデータベース」より
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