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奄美大島と大西郷
昇曙夢 著
[目次]
- 標題
- 目次
- 一 大島潛居時代 / 3
- 一 流謫の事情(月照との關係) / 3
- 二 謫居地龍鄕に着く(着島第一の印象) / 7
- 三 龍鄕の自然と島の女(大島と龍宮說女の入墨) / 11
- 四 孤獨の寂しみ(龍佐運の家に移り住む) / 18
- 五 民族としての大島人(島の開闢と住民の特徵) / 22
- 六 虐げられた島民 / 27
- 七 製糖の沿革と薩藩の政策 / 33
- 八 按司の割據と琉球服屬時代 / 40
- 九 村人西鄕の德に靡く(初めてその偉大さを知る) / 43
- 一〇 欝勃たる雄志(在藩同志の消息) / 46
- 一一 細民救助と自己修養(日常生活の狀態) / 49
- 一二 平家殘黨の大島攻略 / 52
- 一三 前衞行盛の防備 / 56
- 一四 若君の戀と一門の沒落 / 59
- 一五 行盛の怨魂 / 68
- 一六 能呂久米(送迎祭の模樣及能呂の弊害) / 69
- 一七 島民の迷信を除く(ユタの弊とケンモンの話) / 74
- 一八 愛加那を容れた事情(大島の婚禮風習) / 81
- 一九 猪狩の失敗(西鄕、豚を屠つて仲間を饗應す) / 86
- 二〇 安政の大獄と同志の動靜(藩主の諭告書を見て感激す) / 90
- 二一 强者に關する島の傳說 / 94
- 二二 弟子の膽力を養成す(西鄕自身膽力を試さる) / 105
- 二三 南島文化の道程(民謠こそ島民の生活史である) / 108
- 二四 古見地方の傳說 / 116
- 二五 鐵拳を揮つて暴吏を戒む(笠利鶴松の奇智役人を追ふ) / 123
- 二六 代官を說いて無辜の民を釋放せしむ(島民西鄕を神の如く尊敬す) / 127
- 二七 十五の川の由來(健氣な貞女の死) / 134
- 二八 伊井大老の死を聞いて狂喜す(庭樹を斬りつく) / 140
- 二九 八月踊とアザン崎の爭ひ(龍、牧兩家の抗爭と武士氣質) / 144
- 三〇 水戶老公の死と天下の形勢(西鄕時勢を慨く) / 153
- 三一 菊次郞出生(正月の習慣及嬰兒出初め式) / 156
- 三二 公武合體論の擡頭(大久保等西鄕の赦免に奔走) / 161
- 三三 三月節句と笠利地方の風習(干瀉に絡まる悲しい傳說) / 163
- 三四 奴隸解放に力を注ぐ(虐げられた婢カンツメの悲劇) / 166
- 三五 住屋を村に新築す(移轉の夜召喚狀を受く) / 175
- 三六 大島三右衞門(愛別離苦の愁嘆場) / 179
- 三七 武勇に輝く諸鈍の歷史(諸鈍城物語) / 185
- 三八 湯灣大親五郞の物語(その子糖中城の豪勇) / 189
- 三九 伊里離れの傳說(ハブの傳來と謎の葬式) / 194
- 二 德之島滯在時代 / 201
- 一 琉仲爲と識る(岡前に居を定む) / 201
- 二 遠島の經緯(西鄕自ら語つた事實) / 204
- 三 靑年と共に嬉戲す(平和の風村内に漲る) / 212
- 四 勇敢な島民の祖先(秋津港の戰ひ) / 216
- 五 大城嶽にて過去を追想す(西鄕老婆の親切を喜ぶ) / 221
- 六 永生の實着を賞す(褒美に煙草を與ふ) / 227
- 七 濱下りと夏目踊り(西鄕、踊りを避けて見ず) / 231
- 八 身に泌みた老婆の訓戒(西鄕改心を誓ふ) / 234
- 九 附役中原萬兵衞との交誼(村民西鄕の偉人たるを知る) / 238
- 一〇 砂糖取扱改善の建言(代官三ケ條の改革な行ふ) / 241
- 一一 犬田布騷動(主動者遠島さる) / 245
- 一二 西鄕滯島の決心を固む(大島より妻子を喚ぶ) / 247
- 一三 沖永良部遠島の命令到る(親子再會の喜び忽ち破らる) / 249
- 一四 流罪人として井之川に滯在(琉仲爲の厚情を謝す) / 255
- 一五 德之島の傳說其他 / 258
- 三 沖永良部島幽閉時代 / 265
- 一 井之川港出帆(自ら進んで舟牢に入る) / 265
- 二 沖永良部島の第一夜(舟牢の中で明かす) / 271
- 三 牢屋の建造成る(西鄕徒步にて和泊仁向ふ) / 274
- 四 牢中の心身鍛練(高僧の座禪に等しき日常) / 282
- 五 土持政照の厚情(西鄕の健康日に衰ふ) / 286
- 六 政照座牢改築を思ひ立つ(西鄕その義氣に感ず) / 294
- 七 新牢に移る(沖永良部島の沿革) / 300
- 八 健康恢復(角力に興ず) / 306
- 九 遠流の眞因(代官を叱り飛ばす) / 310
- 一〇 兄弟の契り(政照との交情) / 315
- 一一 牢中に時事を談ず(寺田屋騷動と西鄕との關係) / 323
- 一二 川口雪蓬との交遊(雪蓬に就き詩作書道を習ふ) / 326
- 一三 弟子に対する態度(操坦勁に一家和親の法を說く) / 330
- 一四 非常時の備へ(政照に輿へた社倉趣意書) / 332
- 一五 寳劒物語(世の主の最期) / 335
- 一六 西鄕の漁具製作(老人の皮肉) / 341
- 一七 軍談に打興ず(牢中の閑日月) / 345
- 一八 政照に政治の要締を敎ふ(與人役大體、橫目役大體) / 347
- 一九 馬鹿尻村の由來(島民の戰略粟粥の妙計) / 351
- 二〇 牢内の烏賊釣り(西鄕のユーモア) / 354
- 二一 薩英戰爭の報(西鄕、政照難に赴くことを約す) / 357
- 二二 燃ゆる憂國の大志(船材拂下及砲臺設置建議) / 361
- 二三 赦免運動擡頭(天下の形勢愈々急を告ぐ) / 365
- 二四 赦免の沙汰下る(同志の感激その極に達す) / 3[6]8
- 二五 迎ひ船來る!(出牢前の西鄕) / 371
- 二六 召喚使者實弟從道との對面(孤島よいざさらば!) / 375
- 二七 出發當日の西鄕 / 380
- 二八 天下の大舞臺に(龍鄕にて親子の對面) / 383
- 二九 後日譚 / 385
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
奄美大島と大西郷 |
著作者等 |
昇 曙夢
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書名ヨミ |
アマミ オオシマ ト ダイサイゴウ |
出版元 |
春陽堂 |
刊行年月 |
昭和2 |
ページ数 |
391p |
大きさ |
19cm |
全国書誌番号
|
46076406
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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