SSTの技法と理論 : さらなる展開を求めて

西園昌久 編著

SST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)は、社会生活を営む要となるコミュニケーション技能を回復・改善し、自己対処能力を高める効果的な方法である。わが国では80年代に紹介され、精神障害者の社会復帰、社会参加を目指す精神的リハビリテーション領域で、急速に普及、発展をとげてきた。さらに現在では矯正教育・更生保護領域、児童生徒の学校教育現場へと広がりをみせている。本書では、SSTを、技法、理論、トレーニング、効果研究、各領域での展開といった視点から多角的にとらえ、これまでになされてきた実践と研究の集大成を図る。精神科医、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、心理士等、職種を越えて、SSTを包括的に深く理解するための1冊である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • SSTと精神療法・1-私がSSTに惹かれる理由
  • SSTと精神療法・2-治療関係性と効果
  • SSTの発展の軌跡と可能性-アメリカと日本
  • SSTの技法・1-基本訓練モデルとモジュール
  • SSTの技法・2-アセスメント、動機づけ、集団療法としてのSST
  • SSTの技法・3-SST技法のトレーニング
  • SSTの基礎理論
  • 矯正教育と更生保護分野でのSST
  • 教育現場におけるSST
  • 統合失調症の治療ガイドラインとSST
  • SSTと心理教育
  • 包括的リハビリテーションとSST
  • EBMからみたSST

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 SSTの技法と理論 : さらなる展開を求めて
著作者等 西園 昌久
書名ヨミ SST ノ ギホウ ト リロン : サラナル テンカイ オ モトメテ
出版元 金剛
刊行年月 2009.12
ページ数 188p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7724-1116-5
NCID BB00604098
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全国書誌番号
21693042
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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