戦後のヒウマニスト

大熊信行 著

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 第一章 序説 谷川徹三氏の戰後論に因んで / 9
  • 日本の雜誌論文のむずかしさと、その原因をとりのぞく方法について / 9
  • 日本のヒウマニズムはどこにあるか、谷川徹三氏の場合とヒウマニズム文献の二大別 / 13
  • 日本にはまだ哲学がはじまつていない、ヒウマニストの風格はどんなものか / 18
  • ヒウマニズム論爭の発生する第三領域、ヒウマニズムをいかに解するかの問題 / 21
  • 共産主義からの遠近によるヒウマニズムの系列、宗教的ヒウマニズムの一問題 / 24
  • 第二章 霊性的人間への復帰を説くひと 鈴木成高氏の宗的教ヒウマニズム / 29
  • 鈴木成高氏の戰後活動 京都学派のみならず、日本の哲学のこれまでの在りかたについて / 29
  • 感傷的人道主義の否定と、『インテリの無氣力』についての解釈 / 35
  • 人間が人間そのものを目的とすることの虚無について、しかしまたそれが虚無ではないというわれわれの見解 / 43
  • 『第二のルネサンス』を説く動機はどこにあるか / 49
  • 第三章 ファシズムへのたたかいを宣するひと 羽仁五郎氏の新しきヒウマニズム / 53
  • ヒウマニズムとはなにか、歴史に問わねばならぬほどむずかしいことではない / 53
  • 現代の代表的なヒウマニストはすべて社会主義陣営の味方だとの説 / 58
  • 羽仁氏はどんな論敵をもつているか、どう批評されているか / 64
  • 羽仁氏は歴史家である以上に政治家である、エラスムスの『悲劇』と日本の知識人の『悲劇』 / 69
  • 第四章 知識階級と個性の問題 中村哲氏の西歐的な文化の観念 / 74
  • マルクス主義の立場における知識階級論の一例 / 74
  • マルクス主義と西欧個人主義との接合は可能か / 80
  • ヒウマニズムとはいかなるものか、共産主義にたいするアンドレ・ジイドの態度について / 85
  • 中村哲氏の『前衞的ヒウマニズム』の提唱と、人間改造の問題についての所見、ならびにその批評 / 90
  • 第五章 現代の予言者はどこにいるか 高島善哉氏のヒウマニズム史論(一) / 95
  • 学者や思想家がひとつの立場をとるということの條件について、田中美知太郎氏の場合 / 95
  • 現代の予言者は社会科学者であるとの説について / 99
  • 独伊のファシズムと日本のファシズムの特性についての説明 / 105
  • 自由主義的ヒウマニズムの歴史的な二形態、ならびに社会科学的ヒウマニズムとマルクス主義の問題 / 110
  • 第六章 日本ファシズムにおけるヒウマニズム 高島義哉氏のヒウマニズム史論(二) / 114
  • 昭和初頭のマルクス主義者のファシズムへの轉換と、ファシズムにひそむヒウマニズムの情感について / 114
  • 近代日本におけるヒウマニズム運動の第一期および第二期 / 118
  • 第二期のヒウマニズム運動はいかに容易にファシズムに轉換したか / 122
  • 宗教的ヒウマニズムと理性的ヒウマニズム、およびその批判 / 125
  • 社会主義運動史の思想的側面をそのままヒウマニズム運動史と見ることはできるか / 129
  • 第七章 日本的ヒウマニズムの心理 清水幾太郎氏の批判的活動 / 133
  • 清水幾太郎氏の戰後活動とその文章のわかりにくさについて / 133
  • 清水氏の批判の対象となつている『ヒウマニズム』、しかし氏自身の立場はなにか / 138
  • 戰後の精神的情況 自己の保存、解放、確立を求める漠然たる意志 / 141
  • 戰後に登場した道徳家たちのおそるべき人氣と道徳的ヒウマニズム / 146
  • 第八章 階級的憎惡の問題 赤岩榮氏のマルクス主義批判 / 151
  • 現代における宗教的人間と共産主義との関係、鈴木成高氏と赤岩栄氏の場合 / 151
  • ソクラテス以耒の觀念的ヒウマニズムの息の根を止めたものはマルクスであるとの説 / 155
  • ひとつの社会関連 一方には飢えるもの、他方には飽食するものの存在について / 159
  • マルクスにおける『憤怒』と『憎しみ』について、しかし赤岩氏は政治の本質を省察していない / 164
  • 第九章 政治否定のヒウマニズムを求めて 赤岩榮氏と野間宏氏におけるキリスト教精神の問題 / 172
  • 暴力否定の思想がしばしば政治的社会の本質洞觀を欠いていることについて / 172
  • キリスト教における『原罪』とはなにか、科学的な人性論の問題 / 175
  • キリスト教精神と共産主義との結合を思う心 赤岩氏のみならず野間宏氏の場合 / 178
  • 政治否定の精神が現代におけるヒウマニズムの一形態をなすべきことについて / 182
  • 第十章 現代のヒウマニストを特徴づけるもの 渡辺一夫氏の戰後文集の解釋 / 188
  • 終戰直後のヒウマニズム談義にとどめをさした『ふるさとの山』 / 188
  • ヒウマニズム論者がかならずヒウマニストであるともかぎらない / 193
  • 『啓蟄独話』にあらわれたヒウマニズム、自己告白的ということについて / 198
  • 知識人の運命 または渡辺、横光、小林、竹山諸氏の現代觀 / 205
  • いわゆる現代のエラスムス、共産主義を支持するヒウマニストの立場 / 209
  • 第十一章 ヒウマニストにおける戰爭責任の問題 伊丹万作が書きのこしたもの / 216
  • 政治とはいかなるものか、ヒウマニストは政治家たりうるか / 216
  • 伊丹万作とその最後の一論『戰爭責任者の問題』について / 221
  • 戰爭責任の追及を通してみられる政治の本質について / 226
  • ヒウマニストにおける戰爭責任問題の考えかた / 232
  • 第十二章 現代における勇氣について / 238
  • ヒウマニストの勇氣、 羽仁五郎、高島善哉、中村哲、渡辺一夫諸氏のヒウマニズム論はどうちがうか、偉大な時期がはじまろうとしている / 238
  • 後記 / 244

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 戦後のヒウマニスト
著作者等 大熊 信行
書名ヨミ センゴ ノ ヒウマニスト
書名別名 Sengo no hiumanisuto
出版元 板垣書店
刊行年月 1948
ページ数 249p
大きさ 18cm
NCID BA36123061
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全国書誌番号
48001002
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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