青年マルクス論

廣松渉 著

青年マルクスの思想的形成のゲシュタルトを輪郭づけ、その稜線を辿り直すことによって、初期マルクスの思想像を対自化する-物象化論に立つマルクス主義思想家であり、この国では稀な哲学する哲学者であった著者が、マルクス二十代半ばまでの生と思想の変容を追い、『経済学・哲学手稿』の思考とその限界を、テキストの厳密な読みを通して見さだめる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 幼少年期-家庭的環境と高等中学
  • 2 学生時代-ヘーゲル哲学との格闘
  • 3 ライン新聞-政論家としての出発
  • 4 新婚の日々-国法論批判と新機軸
  • 5 独仏年誌-プロレタリアとの邂逅
  • 6 初期経済学-『経哲手稿』の意想
  • 7 社会主義攷-人間解放の段階行程
  • 8 哲学的覚識-疎外論とその問題点

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 青年マルクス論
著作者等 広松 渉
廣松 渉
書名ヨミ セイネン マルクス ロン
シリーズ名 平凡社ライブラリー 654
出版元 平凡社
刊行年月 2008.11
ページ数 408p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-582-76654-7
NCID BA87803347
BN06750530
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全国書誌番号
21527514
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言語 日本語
出版国 日本
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