ヒトと動物の関係学  第4巻

林良博, 森裕司, 秋篠宮文仁, 池谷和信, 奥野卓司 編

ある動物は絶滅に瀕し、ある動物は害獣として駆除される…地球で暮らす66億のヒトはどのように野生動物との関係を持ってきたのか?今後どのように関係を持ったらよいのか?文化人類学、地理学、考古学、歴史学、生態学、動物学、法学などの研究者が集結し、動物とかかわる際の問題を明確化し、それを解決するための学際的な挑戦を始める。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論 地球の野生動物と人類
  • 第1章 ヒトと野生動物の関係史(野生動物の絶滅と人類
  • ユーラシアを結ぶヒグマの文化ベルト
  • 屋製動物とヒトとの関わりの現代史-霊長類学が変えた動物観と人間観)
  • 第2章 現代におけるヒトと野生動物の地域諸相(分布域が拡大する日本のイノシシ-暖冬、耕作放棄地・放置竹林、農業被害とイノシシとの共存
  • ヒトに翻弄されるアジアの野生動物-有蹄類を中心に
  • 北アメリカ極北地域の動物と民族文化-アザラシとカリブー、ホッキョククジラ、犬を中心に
  • ブッシュミート問題-アフリカ熱帯雨林の新たな危機
  • アマゾンの残された動物の維持-新世界ザルの事例)
  • 第3章 グローバル化する「動物保護思想」と地球環境問題(海洋動物のグローバル・コモンズ
  • 野生生物の保全と国際制度形成
  • 絶滅危惧動物の野生復帰と地域再生
  • 排除の論理から共存の論理へ)

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この本の情報

書名 ヒトと動物の関係学
著作者等 伊沢 紘生
天野 哲也
奥野 卓司
山極 寿一
岸上 伸啓
市川 光雄
春成 秀爾
林 良博
森 裕司
池谷 和信
秋篠宮 文仁
秋道 智弥
菊地 直樹
阪口 功
高槻 成紀
高橋 春成
書名ヨミ ヒト ト ドウブツ ノ カンケイガク
書名別名 野生と環境
巻冊次 第4巻
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.11
ページ数 319p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-00-027110-3
NCID BA88077604
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全国書誌番号
21541480
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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