中国共産党史の論争点

韓鋼 著 ; 辻康吾 編訳

中国共産党史の様々な論争点を多角的に分析した書。1920年代の陳独秀評価の問題から、富田事件、延安整風、朝鮮戦争、反右派闘争、大躍進、文化大革命、林彪事件、「四人組」追放まで、中ソ関係も含め、毛沢東時代の核心に気鋭の研究者が迫る。歴史が政治と深く関わる中国で、党史研究の新時代を切り開く注目作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 中国共産党史の論争点(陳独秀評価の問題
  • 富田事件とソビエト区反革命粛清の問題
  • 長征途上の「武力解決」に関する密電の問題
  • 「西路軍」の問題
  • 延安整風と「搶救運動」の問題
  • 朝鮮戦争の問題
  • 過渡期の総路線と社会主義改造の問題
  • 「高崗・饒漱石事件」の問題
  • 反右派闘争の問題
  • 「大躍進」と人民公社化運動の問題
  • 一九五九年の蘆山会議の問題
  • 七千人大会の問題
  • 「四清」運動の問題
  • 「文化大革命」の原因に関する問題
  • 中国共産党第九回大会での政治報告の起草をめぐる問題
  • 「第一号号令」の問題
  • 国家主席設置と九期二中全会の問題
  • 「九一三事件」の問題
  • 「四人組」粉砕の問題
  • 中ソ関係の問題)
  • 第2部 解説 中国における歴史と権力(中国における歴史
  • 「官方歴史学」とは
  • 新時期の中国歴史学
  • 「新時期歴史学」の登場
  • 「歴史問題」と名誉回復
  • 新時期歴史学の広がり
  • 「民間歴史学」の波紋
  • 韓鋼論文について
  • 残された問題
  • 「現代化」と「近代化」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中国共産党史の論争点
著作者等 辻 康吾
韓 鋼
書名ヨミ チュウゴク キョウサントウシ ノ ロンソウテン
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.7
ページ数 207, 25p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-023852-6
NCID BA86780676
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全国書誌番号
21472145
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言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本
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