井原西鶴 著 ; 谷脇理史 訳注
愛しい清十郎との駆け落ちもつかの間、捕らわれ引き離されたお夏。幸せな夫婦生活から一転、ふとしたきっかけで自ら命を絶ったおせん。手代茂右衛門との不義の果て、揃って潔い最期を遂げたおさん。恋しい吉三郎会いたさに放火の罪で火あぶりとなったお七。振り向いてくれない男のために男装してまで追いかけたおまん。運命に翻弄されても最期は自分の意思で生きた潔い女たち。涙あり、笑いあり、美少年ありの西鶴傑作短編集。
「BOOKデータベース」より
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