千夜一夜 : 全訳  第2 (360人の美女をもった大王)

大宅壮一 訳

[目次]

• 目次
• ヌル・アル・ジン・アリーと娘アニス・アル・ジャリスの話 / 9
• 恋に狂ったアイューブの子ガーニムの話 / 60
• 第一の宦者ブカイトの話 / 64
• 第二の宦者カフルの話 / 65
• オマール・ビン・アル・ヌウーマン王と王子シャールルカンおよびザウ・アル・マーカンの話(世にも珍しい異様な事件に出あった話) / 96
• シャールルカン王子とロームの王女 / 114
• 悲劇のアブリザー姫 / 134
• 奴隷に売られたオマール王の王女 / 158
• シャールルカン王と奴隷女 / 176
• アル・ザーマンの説く王道の教え / 188
• オーマル王父子の破滅と呪咀 / 201
• 兄妹再会の話 / 216
• 老婆と処女の説く賢人の道 / 234
• 三百六十人の美女を持った大王の最期 / 247
• 回教徒軍の勇士シャールルカン王 / 260
• 妖婆にふりまわされた回教徒軍 / 277
• 勇士シャールルカンの最期 / 299
• タージ・アルムルークとズニヤ姫の話(恋する者と恋される者) / 324
• 羚羊の刺繡の女 / 342
• 従妹の遺した二つの格言 / 371
• (一) オマール大王と世嗣の勇士シャールルカン
• (二) 歓喜宮で琵琶を弾く女
• (三) 眠らされたアブリザー姫の危機
• (四) 漂浪者に掠奪された王女ヌザート
• (五) 獅子王シャールルカンの奪戦
• (六) 奸智にたけた老婆ダワヒの復讐
• (七) 喜びのアジーズと嘆きのアジーザー
• (八) 雄鶏のつとめの終り

「国立国会図書館デジタルコレクション」より