野口聡一 著 ; 林公代 文 ; 植田知成 イラスト
宇宙での船外活動の最後に、国際宇宙ステーションのてっぺんによじ登っていた。目の前でゆっくりと地球が回っている。まるで地球という大海原を航海する船のマストの上に、自分が立っているようだった。今ここに立って、この風景をながめることのできる人間は、地球の六十六億人の中でぼくだけだ。その幸運に感謝した。ぼくはこの経験をどうしても、伝えずにはいられない…。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ