「第五の権力」とも呼ばれる、アメリカのシンクタンク。その政策への影響力が絶大であることは広く知られているが、実際にどのような構造・機能を有するのか、日本ではほとんど知られていない。本書は、デジタル・ネットワーク、電子政府の登場という新しい情報環境のなかで政治情報がいかに流通するようになってきたか、また情報プロセッサーとしてのシンクタンクがその中にどのように関わり、影響を与えているのかを分析する。激動のアメリカ政治の裏側では、一体何が起こっているのか。今、ニュースの世界の背景に迫る。
「BOOKデータベース」より