親と闘った文豪 : 昭和の名作はこうして誕生した

山本祥一朗 著

昭和という時代、とくに戦前は、子どもにとって親は絶対的な権威ある存在だった。たとえいじめや抑圧にあっても、反抗することは許されなかった。まして、子どもが親を殺害するというような事件は考えられなかった。だが、親とのそんな相克に苦しみながらも、かえってそれをバネにして、作家として数々の名作を残した人たちも多かったのである。親子関係が崩れてしまった平成の時代、そのあり方に反省を促し、救いを提起する、ユニークな1冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 痛烈なアンチ父の生きざま-三島由紀夫
  • 「川口家は俺から始まる」といえる実績-川口松太郎
  • 「乞食王子」の反骨精神-吉田健一
  • 文名に気圧されたか晩年の父-水上勉
  • 親の愛に飢えていた生涯-太宰治
  • 「くそ婆あ」に反発した七十九年-今東光
  • 超楽天家の父と超苦労性の母-松本清張
  • 亡父は年下の文学青年-吉行淳之介
  • 経済的困窮と老醜への憐憫-山口瞳
  • 親の醜悪部分を徹底的に描く-丹羽文雄
  • 私生児のコンプレックスを超えて-高見順
  • 父親ゆずりの「唯我主義」-永井荷風
  • 親に似ぬ自分をつくりあげたい-井上靖
  • 「転移」で救われた青少年期-芹沢光治良
  • 近親憎悪と自己嫌悪の少年期-坂口安吾
  • ポンチ画描きより芸術家に-岡本太郎
  • 詩人の魂と実業家の使い分け-辻井喬

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 親と闘った文豪 : 昭和の名作はこうして誕生した
著作者等 山本 祥一朗
書名ヨミ オヤ ト タタカッタ ブンゴウ : ショウワ ノ メイサク ワ コウシテ タンジョウシタ
シリーズ名 ゆうらくbooks
出版元 有楽出版社 : 実業之日本社
刊行年月 2008.4
ページ数 220p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-408-59308-1
NCID BA86441262
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21420975
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想