クアトロ・ラガッツィ  下

若桑みどり 著

四人の少年は、二年の歳月を経てヨーロッパへ到着する。ラテン語を話す東洋の聡明な若者たちはスペイン、イタリア各地で歓待され、教皇グレゴリオ十三世との謁見を果たす。しかし、栄光と共に帰国した彼らを待ち受けていたのは、使節を派遣した権力者たちの死とキリシタンへの未曾有の迫害であった。巨大な歴史の波に翻弄されながら鮮烈に生きる少年たちを通して、日本のあるべき姿が見えてくる。第31回大佛次郎賞受賞。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第5章 ローマの栄光(「インド公子」到来
  • 踊るマンショ ほか)
  • 第6章 運命の車輪(不吉な彗星
  • わたしが神である ほか)
  • 第7章 迫害(右近追放の夜
  • ポルトガル人の奴隷狩り ほか)
  • 第8章 落日(帰路の荒波
  • 変わり果てた日本 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 クアトロ・ラガッツィ
著作者等 若桑 みどり
書名ヨミ クアトロ ラガッツィ : テンショウ ショウネン シセツ ト セカイ テイコク
書名別名 天正少年使節と世界帝国
シリーズ名 集英社文庫
巻冊次
出版元 集英社
刊行年月 2008.3
ページ数 503p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-08-746275-3
NCID BA86142953
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全国書誌番号
21397558
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言語 日本語
出版国 日本
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