酸素のはなし : 生物を育んできた気体の謎

三村芳和 著

酸素は何でも燃やしてしまう。栄養素を燃やせばたくさんのエネルギーができる。二七億年前、光合成によって海水から酸素ガスが発生したとき、酸素とは無縁だった生物は、その魅力に惹かれて体内に採り入れた。ここに生物は進化への道を選び、多種多様の種が生まれる。しかし一方、酸素はからだの成分も燃やし、細胞を傷つけ、寿命さえ縮めてしまう。ヒトもふくめた生物は、この魔性の気体にどう対処してきたのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 山に登るとどうして息が切れるのか
  • 第2章 酸素がない所でどうやって生きるのか
  • 第3章 酸素元素はどこからやってきたのか
  • 第4章 エネルギーをつくるのに酸素はどういう役割をするのか
  • 第5章 低酸素をどう生き抜いてきたのか
  • 第6章 酸素濃度はどう変わってきたのか
  • 第7章 酸素の毒性にどうやって対抗するのか
  • 第8章 酸素は病気にどう関わるのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 酸素のはなし : 生物を育んできた気体の謎
著作者等 三村 芳和
書名ヨミ サンソ ノ ハナシ : セイブツ オ ハグクンデキタ キタイ ノ ナゾ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2007.12
ページ数 228p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-101925-7
NCID BA84145429
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21368902
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想