コラーゲンの話 : 健康と美をまもる高分子

大崎茂芳 著

細胞と細胞の橋渡しを担うコラーゲンは、骨格や筋肉をつくり、からだを支える重要なタンパク質である。また、皮膚の弾力を保つ働きは、健康と美を測る大きな指標ともなっている。コラーゲンはどのようにつくられ、どう働くのか?コラーゲン繊維の向きと並び方を明らかにした著者が、からだの仕組み、タンパク質の働きの視点からこれらの疑問に答える。さらに、合成高分子の機能、新しい皮膚移植法の提案など、新展開も紹介。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 コラーゲンと人体(コラーゲンとの出会い
  • コラーゲンとは何か
  • コラーゲンは本当に身体に良いのか
  • コラーゲンの構造はどうなっているのか)
  • 第2章 タンパク質の役割(生体組織に含まれる高分子
  • タンパク質とは
  • タンパク質からアミノ酸へ)
  • 第3章 動物とヒトにおけるコラーゲン(コラーゲンの並び方
  • 牛革におけるコラーゲン
  • コブラ革におけるコラーゲン
  • ベニヤ板構造をしたエイのい皮膚
  • ヒトの器官におけるコラーゲン
  • 運動に適した骨における配向
  • 肺における配向で分かること)
  • 第4章 美しさを保つ(化粧と衣服
  • 紫外線の働き
  • クモは紫外線を上手に使う
  • 皮膚移植法の提案
  • 若さと美しさとコラーゲン)
  • 第5章 分子や繊維の並びはどうして分かるのか(紙シート、不織布、フィルムにおける配向性
  • 紆余曲折の研究へのステップ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コラーゲンの話 : 健康と美をまもる高分子
著作者等 大崎 茂芳
書名ヨミ コラーゲン ノ ハナシ : ケンコウ ト ビ オ マモル コウブンシ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2007.10
ページ数 188p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-101917-2
NCID BA83497271
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全国書誌番号
21340473
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言語 日本語
出版国 日本
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