工業と日本

山崎俊雄 著

[目次]

  • もくじ
  • 宇宙時代のあけぼの -人工衛星は、いわば科学のカンヅメである。科学をもとにする工業の発達は、宇宙時代をむかえた人類に、ゆたかな未来を約束するであろう。 / 3
  • 台所と茶の間の生産 -台所には圧力ガマやフライパンがあり、茶の間にはミシンや針箱がある。工業につかう機械や装置も、これらの大じかけなものにすぎない。 / 12
  • イオウと石灰石しかない島国 -島国日本は、工業の原料にめぐまれていない。じゅうぶん自給できるのはイオウと石灰石ぐらいで、おもな資源は、たいてい海外から買っている。 / 23
  • たりないエネルギー資源 -動力と燃料は、工業にとって体内の血のようなものである。日本の石炭と電力は開発がむつかしく、貧血のおそれがあるという。 / 33
  • しかし、あきらめるのははやい -なるほど日本の資源は貧弱である。しかし、あきらめるのはまだはやい。人間は自然を開発し、資源として利用する科学をもっているから。 / 44
  • 百貨店にもない商品 -百貨店にはさまざまの商品がある。それらをつくる工業にも多くの種類がある。百貨店にある商品と、ない商品とにわけて、工業を分類してみよう。 / 54
  • 港のみえる工業地帯 -工業の位置をしばる立地条件のうち、気候、原料、動力の三つは、人間の力でどうにかかえられるが、港のあるなしは今のところ根本の条件である。 / 65
  • ガラ紡のふるさと -軽工業の発達した中京工業地帯をのぞいてみると、無数の中小企業にとりまかれた大工業がある。それには歴史上のふかいわけがある。 / 80
  • 石炭と鋼鉄の町 -北九州は石炭をほり、鋼鉄をつくる重工業地帯である。炭鉱のようすや、日本一の工場・八幡製鉄所をしらべて、重工業の性格を考えてみよう。 / 97
  • 地面は下る、地価は上る -大工業地帯のなやみは深刻である。工業用水のたりないこと、よい敷地の得られないこと、輸送がきかないことなどのためである。 / 114
  • いもづる企業と石油 -現代の工業には、いもづる式の「コンビナート」という大企業のかたちがある。そのうちいま問題なのは、石油=化学コンビナートである。 / 127
  • 底のよわいピラミッド -日本の財閥は、子会社と孫会社、大工業と中小工業を、ピラミッドのかたちに支配している。しかし、その底はむかしもいまもよわい。 / 145
  • 外国機械の展覧会 -外国の技術にたよってきた日本の工業は、戦後、おくれをとりもどそうと、さかんに技術ていけいを求めている。その理由を考えてみよう。 / 161
  • 人手をへらす自動機械 -日本の工業労働者は農村出身者が多く、ひくい賃金にあまんじてはたらいてきた。人手をへらす自動機械が入ってきたら、どうなるであろうか。 / 178
  • 未来をになう科学者 -いろいろな難問をとくさいごのカギは、やはり人間の労働である。科学を身につけた質のたかい労働者にみんながなること。それよりほかにない。 / 195

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 工業と日本
著作者等 山崎 俊雄
書名ヨミ コウギョウ ト ニホン
書名別名 Kogyo to nihon
シリーズ名 社会科学習シリーズ ; 4
出版元 国土社
刊行年月 昭和42
ページ数 203p
大きさ 22cm
全国書誌番号
45019737
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!
Clip to Evernote
このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想