真面目で、周囲から賞賛される立場にありながら、いつも不安や焦燥感にかられる人。ちょっとしたことで傷つき、大きく動揺してしまう人。そのような人は「自己価値感」が欠如している、と著者はいう。「自分に価値があるという感覚」=自己価値感はどのように育つのか。幼児期から青年期の養育環境にカギはある。「安心感」「達成感」「友情」「恋愛」など、それぞれの経験の心理学的意味を解説。そして、たとえ不幸な境遇ゆえに心が屈折していても、自己価値感は修復できると説く。不安を自信に変える処方箋。
「BOOKデータベース」より