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生きている名作のひとびと : 裏からみた昭和小説史
森村正平著
[目次]
- 目次
- 「一九二八年三月十五日」=小林多喜二 ヒゲの源重・拷問の傷跡 / 10
- 「女給」=広津和郎 私は菊池寬の〝ご指名〟だった / 19
- 「雪国」=川端康成 小さな幸福に生きる夢幻のヒロイン / 26
- 「花粉」=藤沢恒夫 漫才に生きるツムジまがり作家 / 35
- 「旅愁」=横光利一 文学の神様とパリの日本人 / 43
- 「日蔭の村」=石川達三 小河内に生きる盲目の人 / 52
- 「火山灰地」=久保栄 スズラン平原に生きた上流婦人 / 61
- 「土と兵隊」=火野葦平 火野独立グレン隊・泥まみれの友情 / 70
- 「家長」=和田傳 農村のレジャーをしかるシブチン夫人 / 79
- 「おもかげ」=堀辰雄 詩情作家の悲恋と妻の献身 / 87
- 「暦」=壷井栄 日向一家〝二十四の瞳〟の子ら / 94
- 「夫婦善哉」=織田作之助 お人好し女房の哀愁 / 101
- 「縮図」=徳田秋声 〝秋声の女〟のはなやかな男性遍歴 / 110
- 「暗い絵」=野間宏 貧乏秀才とお坊ちゃんの友情 / 119
- 「斜陽」=太宰治 〝恋の革命〟に生きたヒロイン / 127
- 「テニヤンの末日」=中山義秀 青年軍医、死の島の〝帰らざる友情〟 / 137
- 「闘牛」=井上靖 太陽に敗れた男 / 146
- 「英語屋さん」=源氏鶏太 〝サラリーマン彦左〟かみつき人生 / 155
- 「叛乱」=立野信之 「二・二六」暗黒裁判で裁かれた二人 / 165
- 「恋文」=丹羽文雄 元陸軍中佐の恋愛作戦要務令 / 175
- 「雲の墓標」=阿川弘之 生き残った特攻・大空に賭けた恋 / 183
- 「石の骨」=松本清張 〝日本人の祖先〟執念の発掘 / 191
- 「大番」=獅子文六 富士のスソ野で勝負するギュウちゃん / 198
- 「火山群」=新田次郎 敵将も称賛したラバウルの地震博士 / 206
- 「海と毒薬」=遠藤周作 ドクターX氏の悪夢の青春 / 214
- 「珍品堂主人」=井伏鱒二 女と骨董にホレてホレられて / 224
- 「乗取り」=城山三郎 財界アクション劇の主役 / 234
- 「悪名高き女」=大原富枝 悲劇の青春ドラマ〝かりそめの自供〟 / 243
- 「片隅の迷路」=開高健 〝証言破り〟にかけた執念 / 253
- 「図々しい奴」=柴田錬三郎 一千億円もうけると宣言した男 / 262
- 「黒の試走車」=梶山秀之 モデル・カーを追ったスパイ / 269
- 「花野」=瀬戸内晴美 極道一代・勲章もらった講釈師 / 279
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
生きている名作のひとびと : 裏からみた昭和小説史 |
著作者等 |
森村 正平
読売新聞社
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書名ヨミ |
イキテイル メイサク ノ ヒトビト : ウラ カラ ミタ ショウワ ショウセツシ |
出版元 |
読売新聞社 |
刊行年月 |
1966 |
ページ数 |
286p |
大きさ |
19cm |
NCID |
BN15441741
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全国書誌番号
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66001354
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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