もうひとつのルネサンス

岡田温司 著

レオナルドやラファエッロをはじめ綺羅星のごとく並み居るルネサンス美術の巨匠たち、彼らの登場を本書ではあえてご遠慮いただいた。かわって主役の座をしめるのは、日常生活のなかで不断に目に触れ、人びとの無意識に訴える家具絵や奉納像等々。パルナッソスの高みから降りて眺めるとき、「芸術」は「生」と出会い、様々な「におい」を発する。伝記研究、様式論、イコノロジー…美術史の終焉?従来のあらゆる分析手法を超える脱‐美術館美術。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 エヴァの誕生
  • 第2章 ルネサンス美術のもうひとつの顔
  • 第3章 絵画記号の両義性
  • 第4章 法悦のコレオグラフィー-イメージ・身体・祈り
  • 第5章 ディレッタント登場
  • 第6章 貧しき者たちの肖像
  • 第7章 アンチ美術館の論理と倫理
  • 第8章 ムッソリーニの芸術指南-モデルニタとファシズムの美学

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 もうひとつのルネサンス
著作者等 岡田 温司
書名ヨミ モウ ヒトツ ノ ルネサンス
シリーズ名 平凡社ライブラリー 605
出版元 平凡社
刊行年月 2007.3
ページ数 438p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-582-76605-9
NCID BA81335734
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全国書誌番号
21229105
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言語 日本語
出版国 日本
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