岡田温司 著
レオナルドやラファエッロをはじめ綺羅星のごとく並み居るルネサンス美術の巨匠たち、彼らの登場を本書ではあえてご遠慮いただいた。かわって主役の座をしめるのは、日常生活のなかで不断に目に触れ、人びとの無意識に訴える家具絵や奉納像等々。パルナッソスの高みから降りて眺めるとき、「芸術」は「生」と出会い、様々な「におい」を発する。伝記研究、様式論、イコノロジー…美術史の終焉?従来のあらゆる分析手法を超える脱‐美術館美術。
「BOOKデータベース」より
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