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元禄文学研究
広末保 著
[目次]
- 目次
- 序にかえて
- 元祿文學の成立をめぐる問題 / 1
- 芭蕉
- 一 芭蕉論 / 17
- 1 ルンペン町人的生き方と亡命について / 17
- 2 芭蕉の位置-人間形成の挫折をめぐって / 27
- 3 談林の集團性と芭蕉の孤立性 / 37
- 4 かなしみと風流の墟構 / 45
- 二 芭蕉の傳統と近代化-俳諧の方法をめぐって / 55
- 1 はじめに / 55
- 2 芭蕉の精神と方法について / 57
- 3 俳句の近代化について-子規と碧梧桐を中心に / 70
- 4 俳句の近代化について-プロレタリア俳句以後と第二藝術論 / 85
- 三 風流と俳諧性 / 97
- 西鶴
- 一 西鶴論の再檢討について / 113
- 二 俳諧から浮世草子への展開 / 119
- 三 好色一代男論 / 131
- 1 その成立の時點について / 131
- 2 浮世草子ジャンルの成立と方法 / 138
- 3 ロマンの挫折-好色生活と町人生活の分裂 / 160
- 四 西鶴・浮世草子の展開-その素描 / 171
- 1 二代男-五人女-一代女 / 171
- 2 日本永代藏-世間胸算用-西鶴置土產 / 180
- 近松
- 一 近松論 / 193
- 1 はじめに / 193
- 2 近松の世話物のテーマ / 198
- 3 語り物の傳統と近松の悲劇 / 213
- 二 近松と義理 / 223
- 三 近松と町人倫理-文學史と歷史學 / 239
- 四 近松の作品 / 259
- 1 「女殺油地獄」についての覺書 / 259
- 2 「堀川波鼓」とお種 / 273
- 3 「心中天網島」と「時雨の炬燵 / 284
- 4 「傾城反魂香」と「吃又」 / 298
- 附論
- 歌舞伎論の課題-歌舞伎論爭の論點をめぐって / 309
- あとがき / 327
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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