『黄金の小冊子・真のキリスト教的生活』は、四世紀以上に亘って世界中の読者に霊感を与え続けている。本来、カルヴァンの主著『キリスト教綱要』の一部であった『黄金の小冊子』は、"従順""自己否定""十字架の意義""次の世への望み"および"現在を如何に生きるべきか"を論じている。この古典的名著は、様式と霊性と描写力において、アウグスチヌスの『告白』、トスマ・ア・ケンビスの『キリストにならいて』、バニヤンの『天路歴程』に匹敵する。とは言え『黄金の小冊子』は、より短く、より健全で、より穏健で、一層力強く、かつ要を得ているので、日常生活においてキリスト教的価値を追求するすべての人によって歓迎されるであろう。
「BOOKデータベース」より