娼婦の肖像 : ロマン主義的クルチザンヌの系譜

村田京子 著

近代は"女性性"をいかに眼差したか。19世紀フランス小説をジェンダーの視点で読み直すとき、そこに現代の起源=「近代ブルジョワ社会」の性に関する価値意識が浮かび上がる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 「恋するクルチザンヌ」たち(原点としての『マノン・レスコー』
  • マルグリット・ゴーチエとマノン・レスコー-アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』
  • 女性作家の描く、もう一人の「椿姫」-ジョルジュ・サンドの『イジドラ』)
  • 第2部 「危険なクルチザンヌ」たち-バルザックの娼婦像(女の危険な眼差し-『マラナの女たち』
  • クルチザンヌの栄光と悲惨-『娼婦盛衰記』
  • 恐るべき女のエネルギー-『従妹ベット』)
  • 第3部 近代小説と公娼制度(「社会小説」に登場する娼婦たち-ウージェーヌ・シューの『パリの秘密』
  • ユゴーの作品における娼婦たち)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 娼婦の肖像 : ロマン主義的クルチザンヌの系譜
著作者等 村田 京子
書名ヨミ ショウフ ノ ショウゾウ : ロマン シュギテキ クルチザンヌ ノ ケイフ
書名別名 Le portrait de la courtisane
出版元 新評論
刊行年月 2006.12
ページ数 350p
大きさ 22cm
ISBN 479480718X
NCID BA80058810
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全国書誌番号
21172792
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言語 日本語
出版国 日本
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