人はなぜ自殺するのか : 心理学的剖検調査から見えてくるもの

張賢徳 著

いま、自殺者の90%近くが、うつ病、統合失調症など、自殺時に精神障害の診断がつく状態である。その一方で、純粋に心理的な要因で起こる自殺もある。先天的あるいは後天的な生物学的メカニズムとの関連も解明されなければならない。詳細な実地調査に基づいて、多元的な要因をもつ自殺という複雑な現象に光を当て、その実態と予防策を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 旅の始まり
  • 自殺と精神障害の関係
  • 心理学的剖検-世界初の地域調査
  • 日本の自殺-一九九五年まで
  • 東京での心理学的剖検調査-「実行」編
  • 日本での心理学的剖検調査実施を考える
  • 遺族の悲嘆反応-追跡調査の結果
  • 日本の自殺と精神障害の関係-東京調査の結果
  • 精神障害が自殺にどのように関与するのか-解離仮説の提唱と検証
  • 自殺の生物学
  • 現代日本の自殺-一九九八年の自殺激増以降
  • 人はなぜ自殺するのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人はなぜ自殺するのか : 心理学的剖検調査から見えてくるもの
著作者等 張 賢徳
書名ヨミ ヒト ワ ナゼ ジサツスルノカ : シンリガクテキ ボウケン チョウサ カラ ミエテクル モノ
シリーズ名 精神科医からのメッセージ
出版元 勉誠
刊行年月 2006.12
ページ数 216p
大きさ 20cm
ISBN 4585052852
NCID BA79559091
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全国書誌番号
21160940
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言語 日本語
出版国 日本
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