日本の金融業界が収益力強化に向けた攻めの戦略を打ち出し始めた。本書では再びリスクテークを積極化させつつある金融業界の現状やその評価、今後のあり方などが解説されている。世界的な格付け会社スタンダード&プアーズ東京オフィスのアナリストが、金利上昇、郵政民営化、銀行の消費者ローン業務、生保の利益配分問題、証券のプリンシパル投資業務、リース会計基準など2007年に注目されるトピックスを詳細に分析している。また銀行、生損保、証券会社などの最新業界動向もカバー、128社以上の金融機関の個別プロフィールを掲載している。
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