空間形成と世界認識

山室信一 責任編集

国民国家から帝国へと変貌を遂げる中で、近代日本はその本国と植民地・占領地から成る複合空間の地形や生態的条件をいかに考慮しつつ、空間を対象とする学知の分野をどのように生み出していったのであろうか。本書は、研究者や思想家などが担った認識論的な学知(エピステーメ)の領域において、また測量技師・建築家・土木家などが担った実践的な技術知(テクネー)の領域において、形成されていった空間とそれにまつわる世界認識のありようを統合的に捉え、それが帝国空間の生産と経営にいかに係わっていったのかを解明していく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 空間認識の視角と空間の生産
  • 第1章 国民帝国・日本の形成と空間知
  • 第2章 哲学と世界認識-西田幾多郎における「東洋」と「世界」
  • 第3章 戦前日本マルクス主義哲学の到達点-三木清と戸坂潤
  • 第4章 都市空間の創出と社会生活
  • 第5章 近代日本の国土空間の生産をめぐる計画化思想とその実践-地方利益と都市利益の相克
  • 第6章 建築の越境と植民都市建設
  • 第7章 歴史空間としての海域世界
  • 第8章 文化圏と生態圏の発見
  • 付録 文献解題

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この本の情報

書名 空間形成と世界認識
著作者等 中島 岳志
坂本 優一郎
山室 信一
岡本 弘道
平子 友長
応地 利明
早瀬 晋三
水内 俊雄
藤原 辰史
藤田 弘夫
藤田 正勝
西沢 泰彦
谷川 穣
谷川 竜一
谷田 侑実子
鈴木 千里
井上 麻香
書名ヨミ クウカン ケイセイ ト セカイ ニンシキ
書名別名 Kukan keisei to sekai ninshiki
シリーズ名 岩波講座「帝国」日本の学知 / 山本武利, 田中耕司, 杉山伸也, 末廣昭, 山室信一, 岸本美緒, 藤井省三, 酒井哲哉 編 第8巻
出版元 岩波書店
刊行年月 2006.10
ページ数 351, 45p
大きさ 22cm
ISBN 4000112589
NCID BA78923348
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全国書誌番号
21130195
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言語 日本語
出版国 日本

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