本書は、"地域包括支援センター"の業務上の課題を一歩一歩解決していくに当たって、その種になるものを活きの良いまま集めました。第1章では、地域支援事業における介護予防ケアマネジメントを考えるヒントを著わしました。特に従来のケアマネジメントとはどこが違うのかに焦点を当て、"介護予防のまちづくり"の礎としての介護予防ケアマネジメントの役割について示しています。第2章では、包括的・継続的ケアマネジメント支援における支援困難事例等への指導・助言を考えるヒントを著わしました。地域の介護支援専門員が抱える支援困難事例について、分類整理したものを示しています。第3章では、権利擁護業務における専門的・継続的な視点からの支援を考えるヒントを著わしました。第4章では、広域行政からみた介護予防事業の組み立て方について、和歌山県の例を著わしています。
「BOOKデータベース」より