冷戦後の日本外交 : 安全保障政策の国内政治過程

信田智人 著

冷戦後、日本を取り巻く国際環境は大きく変化した。安全保障ではPKO協力法、新ガイドライン法、テロ対策特措法、イラク特措法が生まれ、自衛隊を海外派遣した。とくに小泉政権下ではかつてない迅速な政策決定がされたが、それはどうして可能だったのか。本書では、まず日本の対応を国際環境の変化に対する合理的選択として分析し、そこで謎として残った部分を国内政治過程分析で解明する。その後、日本外交の政治過程をアクター別に、官邸、外務省、防衛庁、政党、利益団体、メディア、世論の役割について、それぞれ実証的に分析し、冷戦後の日本における政治ダイナミクスの変化を浮き彫りにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 合理的選択としての対外政策
  • 第2章 ブラックボックス分析で見た冷戦後の安全保障政策事例
  • 第3章 対外政策の政治過程モデル
  • 第4章 ブラックボックスを開けての事例分析
  • 第5章 行政府におけるパワーシフト
  • 第6章 現実路線の強まる政党
  • 第7章 安全保障意識の高まる非政府アクター
  • 終章 アクター間の相互作用

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 冷戦後の日本外交 : 安全保障政策の国内政治過程
著作者等 信田 智人
書名ヨミ レイセンゴ ノ ニホン ガイコウ : アンゼン ホショウ セイサク ノ コクナイ セイジ カテイ
シリーズ名 国際政治・日本外交叢書 2
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2006.9
ページ数 226, 6p
大きさ 22cm
ISBN 4623047016
NCID BA78501096
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21107838
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想