悪の記憶・善の誘惑

ツヴェタン・トドロフ [著] ; 大谷尚文 訳

20世紀の悲劇の源となった二つの全体主義(ナチズムと共産主義)に共通する科学万能・ユートピア志向が善悪二元論による排外主義に帰結した経緯を辿りつつ、この悲劇の渦中で批判的ヒューマニズムを貫いた人々に未来への可能性をさぐる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ-世紀末
  • 世紀病
  • ワシーリー・グロスマンの世紀
  • 比較
  • マルガレーテ・ブーバー=ノイマンの世紀
  • 過去の保存
  • ダヴィッド・ルーセの世紀
  • 記憶の用法
  • プリーモ・レーヴィの世紀
  • 現在における過去
  • ロマン・ガリの世紀
  • 民主主義の危機
  • ジェルメーヌ・ティヨンの世紀
  • エピローグ-世紀の始まり

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 悪の記憶・善の誘惑
著作者等 Todorov, Tzvetan
大谷 尚文
トドロフ ツヴェタン
書名ヨミ アク ノ キオク ゼン ノ ユウワク : 20セイキ カラ ナニ オ マナブカ
書名別名 Memoire du mal,tentation du bien

20世紀から何を学ぶか
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 848
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2006.6
ページ数 503, 9p
大きさ 20cm
ISBN 458800848X
NCID BA77207606
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全国書誌番号
21078005
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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