仏教vs.倫理

末木文美士 著

常識として通用してきた倫理では片がつかない事件が続発している。社会のルールをこうして逸脱するのは一部のおかしな人の問題ととらえられがちだ。だが人間は、本来的に公共の秩序に収まらない何かを抱えて生きる存在である。本書は、"人間"の世界をはみ出す「他者」、そしてその極限にある「死者」との関わりを、仏教の視座から根源的に問いなおす試みだ。混迷する現代の倫理を超える新たな地平を示すと同時に、日本仏教の思想的成果を丹念に抽出し鍛えなおす、渾身の一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 倫理ぎらい
  • 1 仏教を疑う(仏教も倫理も疑わしい
  • 仏教の倫理性欠如
  • 原始仏教の倫理性 ほか)
  • 2 "人間"から他者へ(倫理の根拠としての"人間"
  • "人間"を逸脱する
  • 他者の発見と宗教 ほか)
  • 3 他者から死者へ(他者の極限としての死者
  • 死者と関わる
  • 死者が生者を支えている ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 仏教vs.倫理
著作者等 末木 文美士
書名ヨミ ブッキョウ vs. リンリ
書名別名 Bukkyo vs. rinri
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2006.2
ページ数 252p
大きさ 18cm
ISBN 4480062874
NCID BA75421401
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全国書誌番号
21015486
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言語 日本語
出版国 日本
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