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小説はどこへ行くか
ピエール・ド・ボワデッフル 著 ; 望月芳郎 訳
[目次]
- 目次
- はじめに
- 第一部 小説と文学
- 1 小説とは何か? / 13
- 2 文学的伝統とフランス小説 / 18
- 1 バルザックの例外 / 19
- 2 フランス小説の《二つの流れ》 / 21
- 3 《作中人物》の尊厳 / 26
- 4 自然主義と人間の真実 / 27
- 5 現実を再創造する内的観察 / 29
- 3 合理主義の瓦解 / 31
- 1 反合理主義運動 / 31
- 2 モラルから解放された文学 / 34
- 3 シュールリアリズムの貢献 / 36
- 4 記念碑プルースト / 41
- 5 形而上学の小説への参加 / 42
- 6 カフカあるいは自我の消滅 / 45
- 7 不条理のリアリズム / 49
- 4 世界、文学の崩壊と、小説の問題 / 56
- 1 世界の変貌から小説の変貌へ / 59
- 2 《プロメテゥス的》文学 / 62
- 3 文体の変貌 / 68
- 4 創造の訴訟から文学の訴訟へ / 78
- 5 反抗の文学 / 81
- 6 反抗から沈黙へ / 82
- 5 フランス小説の危機 / 86
- 1 偉大な泉は涸れはてたか? / 88
- 2 文学賞 / 91
- 3 今日のフランス小説 / 102
- 第二部 新しい世代により見られ表現されたフランス小説の伝統
- 1 サルトルからポール・アンドレ・ルソールまで / 107
- 1 自然主義の存続・サルトルの小説教育学 / 109
- 2 自然主義の存続・シモーヌ・ド・ボーヴォワールの見た世界 / 122
- 2 共産主義作家たることの難しさについてアラゴンからロジェ・ヴァイヤンへ / 136
- 1 《共産主義的人間》と小説の曖昧さ / 136
- 2 倫理を求めるロジェ・ヴァイヤン / 142
- 3 反抗の体験《アンチ・ロマン》の序、カミュの《異邦人》 / 147
- 4 反抗の体験ミシェル・レーリスからジャン・ジュネへ / 159
- 5 シュールリアリストが馴致されると…ジュリアン・グラツクからアンドレ・ピェール・ド・マディアルグへ / 166
- 6 新しいキリスト教小説ポール・アンドレ・ルソールとジャン・ケーロール / 172
- 第三部 アンチ・ロマンは新しいフランス小説か?
- 1 小説技術と世界の新しいヴィジョンクロード・シモンの例 / 193
- 2 小説家はもはや小説を書かない小説にリードされる小説家 / 200
- 3 《真実なる瑣事》を求めるナタリー・サロート / 205
- 4 ミシェル・ビュトールの実験 / 211
- 5 探求から原理へアラン・ロブグリエの宣言と作品 / 218
- 6 サミュエル・ベケットと《文学の終末》 / 226
- 結論にかえて-小説はどこへ行くか? / 237
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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