ヤコウガイの考古学

高梨修 著

ヤコウガイは本州に生息しない貝にもかかわらず、古代より螺鈿の原材料として珍重されてきた。その供給地域はほとんど未詳とされてきたが、近年奄美大島の古代遺跡から大量に出土し注目されている。本書は、古代〜中世段階の琉球孤の国家境界領域を中心とした交易史を、これまでの沖縄中心史観から脱却し、ヤコウガイによって考古学的に明らかにしようとする野心的な試みの書である。

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[目次]

  • 序章 本書の課題
  • 第1章 スセン当式土器の分類と編年
  • 第2章 兼久式土器の分類と編年
  • 第3章 奄美諸島の土器編年
  • 第4章 小湊フワガネク遺跡群の発掘調査
  • 第5章 ヤコウガイ交易
  • 第6章 貝をめぐる交流史
  • 第7章 古代の琉球孤
  • 終章 奄美諸島史のダイナミズム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ヤコウガイの考古学
著作者等 高梨 修
書名ヨミ ヤコウガイ ノ コウコガク
シリーズ名 ものが語る歴史シリーズ 10
出版元 同成社
刊行年月 2005.5
ページ数 293p
大きさ 22cm
ISBN 4886213251
NCID BA72126143
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全国書誌番号
20884015
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言語 日本語
出版国 日本
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