マグダラのマリア : エロスとアガペーの聖女

岡田温司 著

聖母マリアやエヴァと並んで、マグダラのマリアは、西洋世界で最もポピュラーな女性である。娼婦であった彼女は、悔悛して、キリストの磔刑、埋葬、復活に立ち会い、「使徒のなかの使徒」と呼ばれた。両極端ともいえる体験をもつため、その後の芸術表現において、多様な解釈や表象を与えられてきた。貞節にして淫ら、美しくてしかも神聖な、"娼婦=聖女"が辿った数奇な運命を芸術作品から読み解く。図像資料多数収載。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 揺らぐアイデンティティ(福音書のなかのマグダラのマリア
  • 外典のなかのマグダラのマリア
  • 「罪深い女」=マルタの姉妹ベタニアのマリア=マグダラのマリア
  • 隠修士としてのマグダラ
  • 『黄金伝説』のなかのマグダラ)
  • 第2章 マグダラに倣って(イミタティオ・マグダレナエ)(フランチェスコ修道会
  • ドミニコ修道会
  • 信者会(コンフラッテルニタ)とマグダラ
  • 聖女たちの規範としてのマグダラ
  • サヴォナローナとマグダラ)
  • 第3章 娼婦たちのアイドル(一四世紀のナポリ
  • 一五世紀のフィレンツェ
  • 16世紀のローマ
  • 17世紀のローマ)
  • 第4章 襤褸をまとったヴィーナス(「この上なく美しいが、またできるだけ涙にくれている」
  • 「何と美しいことか、見なければよかったほどだ」
  • 「たとえ深く傷ついた人でも、なおも美しいということはありうるだろう」
  • エヴァと聖母マリアのあいだ
  • ジョヴァンニ・バッティスタ・マリーノの詩)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 マグダラのマリア : エロスとアガペーの聖女
著作者等 岡田 温司
書名ヨミ マグダラ ノ マリア : エロス ト アガペー ノ セイジョ
書名別名 Magudara no maria
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2005.1
ページ数 238p 図版7p
大きさ 18cm
ISBN 4121017811
NCID BA7050068X
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全国書誌番号
20755347
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言語 日本語
出版国 日本
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