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偏見の美学 : 古典と批評 日沼倫太郎評論集
日沼倫太郎 著
[目次]
- 太宰治
- 死と海と漁火 / 7
- 宿命を自覚していた作家
- 道化にやつれた無限の寂寥
- 死との異常な面接
- 生涯かかって支払った負債
- ユダの学び / 32
- 「思ひ出」の周囲
- 典型的なナルシシスト
- マイナスからプラスへの逆転
- 既成道徳への反抗
- 人間神格と人間失格
- 影の回転 / 50
- 揺れ動く精神の二重構造
- 「語られざる私」の影
- 私小説の極北と反自然主義の極北
- 自意識の問題を解決する合鍵
- 他者との邂逅 / 68
- 転換の三つの秘密
- 他者の自覚
- 「姥捨」について
- 古典の美学
- 伊勢物語 / 93
- 「伊勢物語」の象徴主義
- 残酷な<時>の交響曲
- 「更級日記」の美学 / 107
- 岡麓をめぐって
- 夢想する女の内面
- 哀歌の風情
- 宗教と文学
- 「方丈記」のサディズム / 124
- 理想の隠者
- 邪悪な情念
- 「方丈記」のリアリティ
- 復讐の美学
- 「雨月物語」の世界 / 141
- 怪異のイメージ
- 執念の晶化
- 晩年の秋成
- 批評と現代
- 批評と現代 / 161
- 「批評は芸術か?」をめぐって
- 批評の危機
- 批評家の風土
- まだしも幸福な批評家である私
- 文学における宗教の復権
- 宗教文学は存在するか
- 「書く」行為の意味
- 「白痴」における宗教性
- 「宗教と文学」という機軸
- 批評の基軸の転換
- 批評と偏見 / 198
- 宿命の構図
- 批評に共通の基準はない
- 三つの文学の型
- 批評と予告 / 211
- 批評の分類
- 批評と時間
- 予告的批評の提唱
- 批評の自己疎外 / 224
- 批評の位置について
- 合理主義批評と印象主義批評
- ピラミッドの地下室
- あとがき / 248
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
偏見の美学 : 古典と批評 日沼倫太郎評論集 |
著作者等 |
日沼 倫太郎
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書名ヨミ |
ヘンケン ノ ビガク : コテン ト ヒヒョウ ヒヌマ リンタロウ ヒョウロンシュウ |
出版元 |
桜楓社 |
刊行年月 |
1967 |
ページ数 |
248p |
大きさ |
19cm |
NCID |
BN09754334
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全国書誌番号
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67002995
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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